キックボクシング
レポート

【NO KICK NO LIFE】加藤有吾が引退試合の宮元啓介にリベンジ、注目の軽量級対決は“平成最後の怪物”花岡竜が石井一成に圧勝

2022/01/09 16:01

▼第2試合 51.0kg契約 3分3R
×石井寿来(ウォーワンチャイプロモーション/WMC日本フライ級王者)
判定0-2 ※29-29、28-29×2
〇平松 弥(岡山ジム/イノベーション・フライ級9位)


 石井は石井一成の甥っ子で、ジュニアキック出身。ジュニア時代から本場タイでも試合を重ね、2021年4月24日のNJKF岡山大会ではNJKFフライ級2位・優心から勝利を収めたが、6月の『SUK WAN KINGTHONG』では細田昇吾に判定2-0で敗れた。7月の『BOM』で天馬とのWMC日本フライ級王者決定戦でダウン応酬の末に判定勝ちし、王座に就いた。


 平松は2021年7月大会のオープニングファイトで義由亜JSK(治政館)とドローとなった岡山ジム期待の選手。


 1R序盤は静かな立ち上がり。平松が右三日月と右ミドルを当てに行くと石井は急にスイッチが入ったか左右フックとヒジで攻め始める。これに平松はヒジで対抗。両者のヒジが放たれるスリリングな展開に。平松の右の蹴りが目立った。


 2Rも平松が右三日月と右ミドルを蹴り分けて当てる。石井は雨足のヒザを上げて前へ出ると、着地と同時に左ミドル。石井は左右ストレートで前に出るが平松は右ストレートで迎え撃つ。


 3R、右ミドルで距離を取る平松に石井が左右ストレートで前に出ると、左ストレートがヒット。これを皮切りに左右ストレートで何度もアタックを仕掛ける石井がヒットを奪う。ロープを背負う場面が多い平松に石井が左ストレートを当てる場面が多く見られたが、エンジンがかかるのが遅かったか平松が判定2-0で勝利した。

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