2019年6月2日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2019 2nd』で、64.5㎏契約・3分3RのスーパーファイトでJOE SEISHIKAI(タイ)と対戦するWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)。
5月3日にインドネシア・ジャカルタにて開催された『ONE championship:FOR HONOR』で、デイヴィダス・ダニーラ(リトアニア)から勝利を収めた健太がホームリングに凱旋。NJKF出場は昨年6月から約1年ぶりとなる。
今大会では131戦71勝55敗5分のタイ人選手JOEと対戦する健太。両選手に話を聞いた。
健太「全ての面で圧倒して勝ちたいです」
――異なる減量制度、オープンフィンガーグローブ着用での試合と様々なイレギュラーを乗り越えONE初勝利を上げました。試合を振り返っていかがですか?
「振り返りたいのですが、1R中盤でもらったアッパーで試合の記憶が全くありません。判定の瞬間に記憶を取り戻して、“えっ、もう終わったの? 試合どうしたっけ!?”と思いながら判定結果を待っていました」
――今回は通常のボクシンググローブ・減量制度での一戦となりますが、ONEでの体験はどのように活かせそうですか?
「ONEに限らず海外での試合は色々と勝手が違い試合までのコンディショニングが大変です。苦労した分、今回は近所の後楽園ホールでの計量・試合とコンディショニングはよりストレスもなく、万全を期すことができるのではないでしょうか。ミット打ちもオープフィンガーで練習していた分、しっかりナックルで当てることがより意識されるため、パンチの精度が上がったかもしれません」
ONEでオープンフィンガーグローブ着用のキックルール戦で勝利した健太(C)ONE Championship――“月イチ健太”を可能にする精神面およびコンディションニングの秘訣を教えて下さい。
「経験と、格闘家のQOL(Quality of Life=生活の質)を上げることです」
――対戦相手JOE選手の印象をお願いします。
「動画サイトにアップされているものを1試合だけ見ました。世界で戦っている僕からしたら勝たなきゃいけないカテゴリーのタイ人です。全ての面で圧倒して勝ちたいです」
――昨年6月以来1年ぶりの登場となるNJKFでの試合に向け、ファンへのメッセージをお願いします。
「1年ぶりNJKF後楽園での試合、他団体や海外などたくさん経験してきました。そしてお父さんファイターとなりました。1年前より強くなったところを見せたいです!」
JOE SEISHIKAI「健太の試合は見ていない」
――JOE選手のスタイルや得意技を教えて下さい。
「オーソドックスのムエタイスタイルで、得意技はヒザ蹴りです」
――日本に来てどれくらいになりますか?
「10ヵ月になります」
――日本の印象はいかがでしょう?
「ずっと日本に住みたいぐらいいい国ですね」
――普段誠至会ではどのように過ごしていますか?
「会員さんに指導をしていて、会員さんと楽しく過ごしています」
――健太選手の試合は見ていますか?
「見ていないので分かりません。ゆっくり試合をします」
――ファンの方へのメッセージをお願いします。
「コップンカップ」(ありがとう)