シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】川上叶が奮闘・山田彪太朗を振り切る、坂本優起が在日米軍戦士とド迫力ファイト、山田虎矢太はムエタイにKO勝ち

2021/12/19 21:12

▼第3試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級6位)
KO 2R 2分52秒 ※左ボディブロー
×ポーン・シリラックムエタイジム(タイ)


 山田ツインズの弟・虎矢太は5戦無敗。当初は海人率いるTEAM F.O.Dの新鋭・蒼士との対戦が決まっていたが、蒼士は練習中に助骨を骨折したために欠場。代わって緊急参戦のポーンと対戦することに。


 ポーンはポンチャン・ペッノンセン、ポンちゃん・ブレイブジムなどの名で日本で試合をしているベテランのムエタイ戦士。前戦は7月の『スックワンキントーン』で福田海斗にヒジ打ちでTKO負けを喫しているが、朝陽・PKセンチャイムエタイジム、馬渡亮太といった国内ムエタイの若き実力者たちと拳を交えている。SBには9月のシリーズ第四戦で笠原友希に2RKO負けを喫したが、1Rに笠原からダウンを奪う剛腕ぶりを見せつけた。


 1R、序盤はローとミドルの軽い蹴り合いからスタート。山田は徐々にスピードを上げていき、左ボディから左右フックにコンビネーション。左ミドルを蹴ってバランスを崩したポーンのボディを左右フックで連打する。ポーンは左ミドルを蹴る。


 2R、山田は左右ボディを強打していくが、まとめて打ったところでポーンの左フックをもらって一瞬グラつく。すぐに体勢を立て直し、前へ出てボディを攻めていく山田は前蹴りでもボディを狙う。


 ポーンは強い左ローを連打していくが、山田は一気に距離を縮めると左右ボディの連打。さらにもう一度ボディを連打していったところでポーンが座るように倒れ込み、そのまま立ち上がる素振りを見せず10カウントを聞いた。

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