▼第3試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
〇小野幹晃(IGGY HAND GYM)
判定3-0 ※29-28×3
×奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull/同級9位)
小野は8月の『Stand up』で基山幹太から延長の末に判定勝利を収め、MVPを獲得した。
奥平はBigbangアマチュア6階級王者の肩書きを引っ提げ、2020年10月にプロデビュー。ルックスもよく、大会前日に計量を終えたその足で『TGC teen 2021』にSUPER teenの一人として出演したこともある。7月大会ではベテランの瑠夏を破ったが、フェザー級に階級を下げて臨んだ9月大会で宮崎就斗に判定で敗れプロ初黒星。戦績は3勝(2KO)1敗。
1R、奥平はジャブから右ストレート、右ローを蹴る。小野は強い左ロー、左ミドルを蹴っていき、右のオーバーハンドも思い切り振る。
2R、右フックを打ってきた小野に奥平が鋭いテンカオ。その後もテンカオを命中させていき、左フックから右ロー。奥平はさらに左ボディも見舞う。ジャブ、右ストレートの奥平に左ミドルと右オーバーハンドで対抗する小野だが、このラウンドは奥平が優勢。
3R、小野の連打で下がった奥平へ小野の右ストレートがヒット、バランスを崩して奥平が片膝を着いたところへ小野の左ミドルが喉元へ。ここでレフェリーはダウンを宣告。残り1分、左ボディを打ちに行った奥平に小野は左フックを合わせる。逆転を狙った奥平だったが、判定3-0で小野の勝利。奥平は「ダウンじゃない、倒れたところを蹴られた。全然効いてない」と抗議した。