悲願であったK-1王座のベルトを手にした軍司 撮影/安村発
2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)にて開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ』で、第5代K-1 WORLD GPフェザー級王座に就いた軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が試合後インタビューに答えた。
軍司は椿原龍矢(月心会チーム侍)を延長戦の末に、判定2-1で振り切り、新王座に就いた。
「思っていた戦い方よりは椿原選手も変えてきて、チャンピオンらしい試合をしてきたなっていうのは凄く感じました。5回やって5回とも全部違ったんですけれど、今回も強いなっていうか、凄くやりづらかったなっていうのが印象的でしたね」と試合を振り返る軍司。
勝負の決め手は「椿原選手との試合が決まった時から、三日月蹴りの練習は凄くしてきたので、そこがキーポイントだったのかなとは思いました。1Rに蹴って、これはいけるなと思って、ずっと出していました」と、試合の随所で見せていた三日月蹴りだという。
これからどんな王者になっていきたいかと聞かれると「このフェザー級は選手層の厚い階級だと思っているので、そこでKO勝ちにこだわって、チャンピオンとしてやっていきたいと思っています」と答える。もし、前王者の椿原が挑戦してきたらとの質問には「6回目なので、もういいかなっていうのはあるんですけれど(笑)。今回も延長判定になっちゃったので、(6回目も)あるかなとは思いながら練習していきたいなと思っています」と苦笑した。
そして「K-1フェザー級のチャンピオンになったので、しっかりとチャンピオンらしく、KO勝ちにこだわって試合をしていきたいなと思っているので、応援よろしくお願いします」と、これからもKO勝ちにこだわっていきたいと語った。