▼第3試合 フェザー級 フェザー級 キックボクシング世界GPリザーブマッチ 3分3R
〇スモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)
[1R KO]
×ユーリック・ダフティアン(アルメニア/ロシア)
10月に開幕したフェザー級キックボクシング・ワールドグランプリの欠場選手が出た場合のリザーバーを決める一戦。
ナタウットは10歳でムエタイを始め、2013年にはアメリカへ渡って試合を行い、ラスベガスを拠点とする『LION FIGHT』で2階級を制覇。2018年4月にONEに初参戦すると、4勝2敗の戦績を残している。2敗はいずれもジョルジオ・ペトロシアンに付けられたもの。戦績は70勝8敗2分。
ダフティアンは『MAX MUAYTHAI』や『THAIFIGHT』で多くのムエタイファイトを繰り広げてきた。2020年9月にONE初参戦を果たすと、左フックで2RにKO勝ちを収めている。戦績は40勝15敗。
1R、お互いにパンチでプレッシャーをかけつつ、ボディを打ちローを蹴る。片方が右ローを蹴れば右ローを蹴り返す、ボディを打てばボディを返すという展開が続く。両者とも思い切りパンチを繰り出し、相打ちやノーガードのところへ決まりそうになる危険な打ち合い。
ナタウットがダフティアンの右フックに右のショートストレートをカウンターで合わせると、ダフティアンは弾けるようにダウンする。ダフティアンは立ち上がろうとするも頭からマットに沈み、ナタウットが豪快なワンパンチKO勝利を収めた。