▼第4試合 フェザー級 キックボクシング世界GPリザーブマッチ 3分3R
×ジャン・チャンユ(中国)
[判定0-2]
〇ドビダス・リムクス(リトアニア)
第3試合に続き、10月に開幕したフェザー級キックボクシング・ワールドグランプリの欠場選手が出た場合のリザーバーを決める一戦。
WPFM世界王者のチャンユはジャン・チェンロンの兄。2019年7月にはKrushに来日経験があり、加藤虎於奈からダウンを奪って勝利を収めている。2020年10月のONEではサゲッダーオ・ペットパヤタイと対戦も判定で敗れた。12月にはアンディ・サワーにも判定で敗れるなどトップとの壁にぶち当たっている。戦績は42勝15敗3分。
リムクスはONE初登場。7勝(4KO)無敗で今回が8戦目。椅子に座って登場し、王様のような演出で入場する。
1R、独特な動きでジャブ、左ボディストレートを繰り出し、左へ回り込むリムクス。ジリジリと前へ出るチャンユだが、リムクスのジャブと右ストレートに距離をとられる。リムクスはバックステップも使う。踏み込むと一気に左右フックを繰り出してすぐに離れるリムクス。
2R、ジャブを伸ばすリムクスに右ローを蹴るチャンユ。右ローを蹴るチャンユにはリムクスが右ストレートを伸ばしてくる。チャンユが右ストレートを繰り出すとリムクスはフックの3連打を返す。ノーガードやカモンゼスチャーのリムクス。ローを蹴って右足を痛めたか、下がるチャンユにリムクスが左右フック連打。しかし、チャンユが右フックを打ち返すとリムクスは下がる。チャンユの左フックにダウン気味に倒れるリムクス。
3R、右ローを蹴っていくチャンユが前に出る。リムクスはノーガードで回り込みながら前蹴り。チャンユがパンチの距離に入るとリムクスは3連打。チャンユの右ローに足を上げ始めるリムクス。必死にパンチを打ち返していくも、明らかにローが効いた様子。リムクスは前蹴りを連打するが、足を下したところにチャンユが右ロー。最後はチャンユがパンチで前へ行くも、リムクスも左右フックを打ち返してチャンユも攻め込めない。