▼ライト級 5分3R
○ジャスティン・ゲイジー(米国)24勝3敗(UFC7勝3敗)
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27]
×マイケル・チャンドラー(米国)22勝8敗(UFC1勝3敗)
メインカードの第1試合は、いきなり元WSOF王者でライト級2位のゲイジーと、元Bellator王者で5位のチャンドラーのビッグマッチに。
MSG, we out here!!! 🤩
— UFC (@ufc) November 7, 2021
The main card starts NOW.
[ @BruceBuffer | UFC268 | The Main Card is LIVE on ESPN+ PPV: https://t.co/xRVlqJBhNX ] pic.twitter.com/4DTGsabq98
ゲイジーはNCAAディビジョン1でオールアメリカン選出のレスリングをベースに持ちながら、22勝中19KOを誇るストライカー。2020年5月にトニー・ファーガソンを5R TKOで破り暫定王座を獲得。2020年10月にハビブ・ヌルマゴメドフとの統一戦に臨み、1Rにカーフキックを効かせるも、2Rに三角絞めで一本負け。試合後にヌルマゴメドフが引退を表明している。今回は、約1年ぶりの試合となる。
対するチャンドラーも、NCAAディビジョン1でオールアメリカン選出のレスラーながら、その踏み込みの鋭さを活かし、22勝10KO。Bellatorで3度ベルトを巻いた後、2020年にUFCへ移籍。2021年1月にダン・フッカーにKO勝利後、2021年5月にシャーウスオリベイラとUFC世界ライト級王座決定戦に臨み、2R TKO負けでBellatorとのダブルチャンピオンの座を逃している。今回は半年ぶりの再起戦。
1R、ともにオーソドックス構え。右カーフキックを狙うゲイジー。そしてインローも。チャンドラーは左ジャブもそこにゲイジーは右を狙う。
ともに右ローもそこに詰めるゲイジーの左が当たる。ともに鼻頭を赤くさせ、ともに右のカーフキックも! チャンドラーの左ジャブがヒット! ゲイジーは右のカーフ。互いの右が交錯。その後、チャンドラーの右ストレートがヒット! 右跳びヒザから右ストレートを当てるチャンドラー! 後退するゲイジーにチャンドラーはラッシュも凌ぐゲイジーは右ヒジを返す!
まさに激闘😱
💥💥💥#UFC268 pic.twitter.com/f3Ob4dpMTy— UFC Japan (@ufc_jp) November 7, 2021
ついに組みに行くチャンドラーも切るゲイジーは右アッパー。チャンドラーも右アッパーを返す。右ローを当てるゲイジーの右ストレートがヒット! クリンチアッパーはチャンドラー! そしてダブルレッグも倒れないゲイジー。放すチャンドラー。右カーフを当てるゲイジー。少しチャンドラー疲労したか。観衆は1Rからスタンディングオベーション。
#UFC268 Official Result: @Justin_Gaethje (29-28, 29-28, 30-27) defeats Michael Chandler by Unanimous Decision
— UFC News (@UFCNews) November 7, 2021
2R、左ジャブから突くチャンドラーに、大きなワンツーのゲイジ。かわすチャンドラーに右カーフは当てる。
右ボディと下にも散らすチャンドラー。ゲイジーは右カーフをこつこつとつくと右オーバーハンド! 金網に詰まりながら押し返すチャンドラー! しかしゲイジーは右アッパー! 後方に崩れダウンしたチャンドラーは足を手繰りに行くが、がぶるゲイジー。亀のチャンドラーは出血するが、レフェリーに健在をアピールし立ち上がる。
ジャスティン・ゲイジーの一撃でダウンを喫したマイケル・チャンドラー😳
— UFC Japan (@ufc_jp) November 7, 2021
が、ここで諦めないのがチャンドラー😳😳😳#UFC268 pic.twitter.com/8wzFPBdSRc
右ボディを突くチャンドラーは「来い」と手招きし、胴に組むが、切るゲイジーは右アッパー。しかし、チャンドラーも右スーパーマンパンチを打つ。チャンドラーの低いダブルレッグを切るゲイジー! さらに右ストレート! チャンドラーも右ボディを返すが肩で息をする。
右前蹴りを腹に突くチャンドラー。左がアイポークとなるが、構わずゲイジーは右ストレート。レフェリーが間に入るもブザー。明確なゲイジーのラウンドに。
3R、ゲイジーの右カーフキックに一回転するチャンピオン。いったん前足を入れ替える。踏み込みを殺されたチャンドラーだが、それでもワンツー、さらにアッパーも。ブロックで防御するゲイジーに、左右ボディを当てて前に出るチャンドラー。しかしガードからゲイジーもワンツーの打ち返し! チャンドラーはダブルレッグから尻下でクラッチし、リフトしてダブルレッグテイクダウン!
マイケル・チャンドラーの反撃💥💥😳💥💥
— UFC Japan (@ufc_jp) November 7, 2021
序盤の勢いを失いつつあるジャスティン・ゲイジー😬#UFC268 pic.twitter.com/TFdjMT0cEW
しかし、勢い余り、いや踏ん張れず抑え込めず、両者そのまま立ち上がる。一気に詰めたチャンドラーが怒涛のラッシュ。一瞬下がるゲイジーだが、カウンターの右を当てるゲイジー! さらに右にもノーガードで前進するチャンドラー。右手を挙げ歓客を煽るチャンドラー。残り30秒。スピンキックで近づくが、ゲイジーも手を出さず。チャンドラーも詰められず。ブザー。
That's one for the history books 📚👏
— UFC (@ufc) November 7, 2021
[ #UFC268 | The Main Card is LIVE on ESPN+ PPV: https://t.co/xRVlqJBhNX ] pic.twitter.com/EKQE6N7sTU
判定は、3-0(29-28×2, 30-27)でゲイジーが勝利。試合後、「彼はウォリアーだった。生きる時代を間違えたのかもしれない。殺し合いまでするから。このレベルになると。ベルトを賭けて戦いたい。ブラジルでもルイジアナでも。ランキング2位だ」と、王者シャーウス・オリヴェイラへの挑戦をアピールした。
As advertised 👏
— UFC (@ufc) November 7, 2021
💢 @Justin_Gaethje notches the UD victory after an incredible battle.
[ #UFC268 | The Main Card is LIVE on ESPN+ PPV: https://t.co/xRVlqJBhNX ] pic.twitter.com/wZe2L8Tlcx