2021年11月7日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2021 4th』の全対戦カード&試合順が決定した。
今大会ではトリプルメインを実施。大会のトリとなるトリプルメインIIIではWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ3分5Rが行われ、王者・山浦俊一(新興ムエタイ)に同級1位の久井淳平(多田ジム)が挑む。
山浦は15歳でプロデビューするも16歳から21歳まで現役を離れ、22歳で復帰。2019年9月にNJKFスーパーフェザー級王座を奪取している。2020年12月にWBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者・葵拳士郎(マイウェイジム)に挑戦し、判定3-0で王座を奪取した。2021年2月にはNKBで高橋亮と対戦したがハイキックでTKO負け、4月の新日本キックで高橋亨汰にも判定負けと連敗中。
久井はサウスポーのトリッキーなスタイルから繰り出す左ミドル、左ストレートを武器に2019年3月、JAPAN KICK INNOVATIONスーパーフェザー級王者になり2020年1月には櫻井健に勝利して防衛に成功している。10月、12月とピンサヤームと連戦したがいずれも敗れている。
山浦が食い止め防衛を成し遂げるか、あるいはINNOVATION同級王者である久井が新たなベルトを手にするのか。
トリプルメインIIにはIBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者・波賀宙也(立川KBA)が登場。1年7カ月ぶりの試合となった9月大会では大田拓真に敗れており、再起を目指して元MAXムエタイ55kg級王者であるクン・ナムイサン・ショウブカイ(タイ/尚武会)と対戦する。
トリプルメインIはNJKFスーパーフェザー級王者・梅沢武彦(東京町田金子)とINNOVATION同級王者・櫻井健(Hard worker)の王者対決。NJKFとINNOVATION、両団体の威信を懸けた激突となる。
2試合が用意されたセミファイナルはいずれも女子対決。ダブルセミファイナルIIでは1回戦を突破したルイ(クラミツムエタイジム)とKOKOZ(TRY HARD)がS-1レディース2021スーパーフライ級王座を懸けた決勝戦を行い、ダブルセミファイナルIではミネルヴァ・ライトフライ級1位の真実(team lmmortal)と同級2位のERIKO(ファイティングラボ高田馬場)が王座決定戦で拳を交える。
そのほかNJKFスーパーライト級とバンタム級の挑戦者決定戦など全11試合が行われる。