「朝倉未来1年チャレンジ」卒業のヒロヤ、西谷も出場
▼DEEP 58kg以下 5分2R
ヒロヤ(トライフォース赤坂)
日比野"エビ中"純也(ISHITSUNA MMA)
ヒロヤは朝倉未来が実業家の“青汁王子”こと三崎優太と組んで行った若手格闘家育成プロジェクト「朝倉未来1年チャレンジ」で選出されたファイター。地元・姫路から上京し、朝倉未来の元、トレーニングを積んで2020年8月にDEEPで橋本ユウタを相手に黒星デビュー。同年11月の力也戦で1R TKO勝ちしたものの以降、原虎徹、雅駿介、関原翔と実力者相手に3連敗を喫した。
元々のフライ級(-56.7kg)転向も視野に入れているため、6月20日の関原戦は59kg、10月17日のRYOGA戦は58kg契約で試合。「朝倉未来1年チャレンジ」を卒業して、初の試合で元同門のRYOGAを判定3-0で降し、RIZIN出場をアピールしている。
対する日比野は、私立恵比寿中学公認の“エビ中”ファイター。CAVEの原虎徹に判定負け後、平松翔に判定勝ちしている23歳は、9月の前戦でバンタム級からフライ級に転向。インカレ2連覇のレスラー力也を、打撃を混ぜてのテイクダウンでパウンドアウトしている。
戦績以上にMMA経験があり、トライフォース赤坂で強豪に揉まれてきたヒロヤが連勝なるか。プロ2勝1敗ながら、粘り強い戦いを信条とする日比野がアップセットを起こすか。
▼DEEP フェザー級 5分2R
西谷大成(トライフォース赤坂)
鬼山班猫(KRAZYBEE)
西谷はヒロヤと同じ「朝倉未来1年チャレンジ」出身。6月大会で山本歩夢に1R、パウンドでTKO負けも、10月17日の山口コウタ戦で1R リアネイキドチョークで一本勝ち。「朝倉未来1年チャレンジ」を卒業しての第一戦を勝利で飾り、プロ戦績を3勝3敗の五分に戻している。
対する鬼山は、8勝5敗。2020年8月に高塩竜司に後ろ三角十字で一本勝ちも、11月に神田コウヤの左ヒザを受けてカットし、2R TKO負け。2021年6月の前戦では、高塩との再戦でスプリット判定で敗れている。
一発を持つ西谷はこれまでムラがあったが、前戦の一本勝ちで覚醒したか。KRAZYBEEの鬼山は2連敗中も前戦は接戦の内容だ。フェザー級のサバイバルマッチを生き残るのは西谷か鬼山か。