キックボクシング
レポート

【MA日本キック】バズーカ巧樹がWMAF世界王者に「原口健飛、西岡蓮太とやりたい。誰でもいいので強いヤツをお願いします」

2021/10/06 13:10
【MA日本キック】バズーカ巧樹がWMAF世界王者に「原口健飛、西岡蓮太とやりたい。誰でもいいので強いヤツをお願いします」

バズーカ(左)がダウンを奪っての判定勝ちでWMAF世界王者に。マイクで強豪との対戦をアピールした 撮影/安村発

MA日本キックボクシング連盟/菅原道場「鐵拳-13」
2021年10月3日(日)千葉・ハミルトンホテル上総

▼第8試合 WMAF世界スーパーライト級王座決定戦 64.0kg契約 3分3R延長1R
〇バズーカ巧樹 (菅原道場/KNOCK OUT-BLACKライト級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27×2
×昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
※バズーカが新王座に就く。


 MAキックに所属するプロモーターとアメリカのプロモーターで創設したWMAFの世界タイトルを懸けて、2年ぶりに開催された鐵拳のメインイベントでバズーカと昇也が対戦した。


 1R、左ローを連発する昇也に、バズーカはあいさつ替わりに左ハイ。そしてバズーカはスイッチしながら左右ミドルだけでなく、右前蹴り、バックスピンキック、サイドキックと多彩な足技を見せる。昇也が距離を縮めれば、ヒジ。強打を被弾しながらも昇也は前に出ながら左ローを出して豪快にフックを振り回す。


 2R、昇也は力強い左ローで削っていくが、バズーカは前に出てパンチを返す。昇也が左ハイを出せば、バズーカも右ハイと意地を見せる。昇也がパンチ連打で詰めたところで、バズーカがカウンターの左ヒジをクリーンヒットさせ遂にダウンを奪う。巻き返しを狙う昇也は左ロー、ヒジを見せ前進するが捕えきれない。


 3R、ガンガン前に出る昇也だが、バズーカはミドル、前蹴りで突き放して距離が詰まれば組み付いて浴びせ倒して昇也にペースを掴ませず。組み付きを多用して最後まで主導権を握らせなかったバズーカが大差を付けて判定勝ち。


 WMAF世界の新調されたベルトを腰に巻いたバズーカは「自分の相手はそんなにいないと思います。この階級の日本のトップだとRISEの白鳥(大珠)はこの前負けたので、原口(健飛)とやりたい。西岡蓮太ともやりたいのですが、(『リベンジしろ!』との野次が飛ぶと)あいつは手首を故障して練習をサボっているようなので、誰でもいいので強いヤツをお願いします」と対戦をアピールした。

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