キックボクシング
レポート

【NJKF】安本晴翔がTKO勝ちでWBCムエタイ日本王者&11連勝、健太が100戦記念を勝利で飾る

2021/09/21 21:09

▼ダブルセミファイナルⅠ NJKF 57kg契約 スーパーファイト 3分3R
×国崇(拳之会/ISKA世界ムエタイフェザー級王者)
TKO 3R 2分58秒 ※レフェリーストップ
〇前田浩喜(CORE/元NJKFスーパーバンタム級王者)


 国崇は小学生で少林寺拳法を学び、グローブ空手に転向。2000年7月にNJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)でプロデビューした。2003年7月にNKBバンタム級王座を獲得すると、NJKFバンタム&フェザー級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ・インターナショナル同級王座、ISKAムエタイ世界フェザー級王者、WKAムエタイ世界フェザー級王座など数々のタイトルを獲得。また、ムエタイの二大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムでそれぞれランキング入りを果たし、両スタジアムのタイトルに挑戦したこともある。今年4月に地元・岡山にてTENKAICHIライト級王者・翔平をTKOに破り、100戦目を勝利で飾っている。


 対する前田も2004年8月プロデビューのベテラン選手で、第6代NJKFスーパーバンタム級王者、第8代・第11代NJKFバンタム級王者。サウスポーから繰り出す左の蹴りとストレートを得意としており、2020年2月にはISKAムエタイ・インターコンチネンタル・フェザー級王座にも挑戦した(判定2-1で惜敗。戦績は27勝(16KO)14敗3分。


 1R、左ミドル主体の前田に対し、国崇は左フックを当てつつ圧力をかける。2Rも前に出る国崇に前田は左ミドル。国崇は左フック、ボディブロー、右ストレートと次々に強打を当てるが、前田は変わらず下がりながら左ミドルを当て左ハイ。接近戦で前田が左ミドルを当てて国崇は腰を落とすもののダウンと見なされず。


 3Rも前田は左ミドル、ハイと上下に打ち分けながら下がる展開。国崇が詰めたところで、前田が左ストレートでダウンを奪う。立ち上がっても変わらずプレスをかける国崇に、再び左ストレートを当てた前田が追加のダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント