▼ダブルセミファイナルⅠ NJKF 57kg契約 スーパーファイト 3分3R
×国崇(拳之会/ISKA世界ムエタイフェザー級王者)
TKO 3R 2分58秒 ※レフェリーストップ
〇前田浩喜(CORE/元NJKFスーパーバンタム級王者)
国崇は小学生で少林寺拳法を学び、グローブ空手に転向。2000年7月にNJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)でプロデビューした。2003年7月にNKBバンタム級王座を獲得すると、NJKFバンタム&フェザー級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ・インターナショナル同級王座、ISKAムエタイ世界フェザー級王者、WKAムエタイ世界フェザー級王座など数々のタイトルを獲得。また、ムエタイの二大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムでそれぞれランキング入りを果たし、両スタジアムのタイトルに挑戦したこともある。今年4月に地元・岡山にてTENKAICHIライト級王者・翔平をTKOに破り、100戦目を勝利で飾っている。
対する前田も2004年8月プロデビューのベテラン選手で、第6代NJKFスーパーバンタム級王者、第8代・第11代NJKFバンタム級王者。サウスポーから繰り出す左の蹴りとストレートを得意としており、2020年2月にはISKAムエタイ・インターコンチネンタル・フェザー級王座にも挑戦した(判定2-1で惜敗。戦績は27勝(16KO)14敗3分。
1R、左ミドル主体の前田に対し、国崇は左フックを当てつつ圧力をかける。2Rも前に出る国崇に前田は左ミドル。国崇は左フック、ボディブロー、右ストレートと次々に強打を当てるが、前田は変わらず下がりながら左ミドルを当て左ハイ。接近戦で前田が左ミドルを当てて国崇は腰を落とすもののダウンと見なされず。
3Rも前田は左ミドル、ハイと上下に打ち分けながら下がる展開。国崇が詰めたところで、前田が左ストレートでダウンを奪う。立ち上がっても変わらずプレスをかける国崇に、再び左ストレートを当てた前田が追加のダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。