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レポート

【NJKF】安本晴翔がTKO勝ちでWBCムエタイ日本王者&11連勝、健太が100戦記念を勝利で飾る

2021/09/21 21:09

▼ダブルセミファイナルⅡ NJKF 57kg契約 スーパーファイト 3分3R
×波賀宙也(立川KBA/IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者)
判定0‐3 ※29‐30×3
〇大田拓真(新興ムエタイ/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)


 波賀は第2代・第4代NJKFスーパーバンタム級王座、第5代・第7代WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座に就き、2019年9月にトンサヤーム・ゲッソンリットを破り日本人4人目のIBFムエタイ世界王者となった。今回は2020年2月にフアサン・オーユッタチャイにTKO勝ちして以来の試合となる。戦績は26勝(4KO)11敗3分。


 大田は2019年は5戦全勝、S1ジャパントーナメントも制すなど飛躍の年となったが、2020年は2月大会でバンラングーンに判定負けして黒星スタート。しかし、9月にWBCムエタイ王座の防衛に成功した。今年1月にはRISEに初参戦し、RISEフェザー級王者・工藤政英に判定で敗れている。7月に『KNOCK OUT』で小笠原瑛作との対戦が決まっていたが、感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手に該当したため欠場。戦績は19勝(5KO)6敗。


 1R、大田は右ミドル、波賀は左ミドルとお互いにミドルを交換。大田はパンチでも有効打を当て、波賀のバランスを崩していく場面も。


 2R、右ミドル、左ストレートなども当てる大田。波賀は左ミドルを返して譲らない。ここまでのラウンドは二者がドロー、一人は大田を支持。


 3R、大田は右ミドル、組んでのヒザ、こかしてでも優勢を印象づける。波賀は左ミドル返すが、決定的な場面を作れない。


 判定勝ちした太田は「みっともない試合をしてすきません。いい試合を見せられるように頑張ります」とマイクを握った。

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