キックボクシング
レポート

【NJKF】安本晴翔がTKO勝ちでWBCムエタイ日本王者&11連勝、健太が100戦記念を勝利で飾る

2021/09/21 21:09

▼ダブルメインⅠ WBCムエタイ日本統一ライト級王座挑戦者決定戦 3分3R
〇健太(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定3‐0 ※30-29×3
×鈴木翔也(OGUNI/NJKFライト級王者)


 健太は2005年にプロデビューすると、2008年5月にNJKFウェルター級王座を獲得。その後、NJKFスーパーウェルター級王座、初代Krush -70kg王座、WBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得。NJKFを代表する選手として『ONE Championship』など世界を舞台に戦ってきた。1年半に渡って勝ち星から遠ざかっていたが、今年2月、NKBライト級王者・高橋一眞に判定2-0で勝利して連敗脱出。4月のBOMでも晃希にKO勝ちと連勝したが、6月の新日本キックでは重森陽太に完封負けを喫した。前戦となった7月、NOBU BRAVERY戦でも敗れている。今回がちょうど100戦となった大ベテラン。


 対する鈴木はスーパーフェザー級に続いてライト級を制した二階級制覇王者で、戦績は24勝(8KO)18敗1分。6月大会では吉田凜太朗に判定勝ちで2度目の防衛に成功している。


 1R、鈴木の右ローに対し、健太も右ローを返しつつ強烈な左ボディブローで対抗。お互いにアグレッシブに攻めて攻撃の手を緩めない。


 2Rも攻撃を散らす健太が前へ。ヒジ打ち、右ミドル、ボディブローと多彩な攻めで前に出続ける。鈴木も右ローを出しつつ前進するもやや押され気味。


 3Rも打っては交わす健太が前へ。ヒジも交えつつ手数の減らない健太に、鈴木も右ローを当てていく。危なげなく判定勝ちした健太がWBCムエタイ日本統一ライト級への挑戦権を獲得した。

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