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【修斗】『格闘DREAMERS』から中村倫也に続き、“ボクシング高校6冠”宇佐美正パトリックが修斗参戦! 2019年新人王ヨシ・イノウエと対戦=9.20 後楽園

2021/09/07 21:09
【修斗】『格闘DREAMERS』から中村倫也に続き、“ボクシング高校6冠”宇佐美正パトリックが修斗参戦! 2019年新人王ヨシ・イノウエと対戦=9.20 後楽園

(C)サステイン

 2021年9月20日(月・祝)後楽園ホールにて開催されるプロフェッショナル修斗公式戦に、『格闘DREAMERS』出身“ボクシング高校6冠”宇佐美正パトリック(EXFIGHT/LDH martial arts)の参戦が決定。2019年ライト級新人王のヨシ・イノウエ(パラエストラTB)とライト級(5分2R)で対戦することが発表された。

 2021年、格闘技界において最も大きな衝撃を与えたと言っても過言ではない中村倫也のプロデビュー戰に続き、LDH主催のFIGHTER BATTLE AUDITION『格闘DREAMERS』から更なる逸材、宇佐美正パトリックの修斗参戦が決定した。

 宇佐美正パトリックは高校生時代にボクシングで「6冠」を達成しており、世界に通じる期待のホープとして様々なメディアに取り上げられる程、注目を集める存在だった。東京オリンピックの日本代表有力候補として期待されていたが、まさかの予選敗退。オリンピックへの夢が絶たれた宇佐美の目に飛び込んできたのが『格闘DREAMRS』だった。

 LDHとABEMAがタッグを組み、世界に通じるMMAファイターを育成する格闘家オーディション番組の第1回オーディションに参加した宇佐美は、空手・ボクシングをベースに、MMAへのアジャストに苦しみながらも、持ち前の格闘センスで組み技への対応を克服。

 最終審査での日高健太郎戰で“倒されずに倒す”戦法で、最後はパンチ連打で豪快なKO勝利を決め、中村倫也とともに、LDHとの契約を勝ち取っている。その宇佐美がプロデビュー戦の場として選んだのが、中村倫也と同じく“MMAのルーツ”のひとつである修斗だ。

 そして、注目のデビュー戰の相手は、2019年ライト級新人王に輝いている“BADDASS JAPINO”ヨシ・イノウエとなった。フィリピンマニラ出身で、パンチを主体に試合を組み立てる好戦的なファイトスタイルで、常に会場を沸かせるブルファイターだ。

 プロ修斗で1勝2敗2分けで、アマチュア修斗を経て、2019年3月にプロデビュー。宍戸航太とドロー後、2020年1月に鬼瓦に判定勝ち。2020年3月に宮路智之にリアネイキドチョークを極められ、9月に飯田健夫に腕十字と、連続一本負けを喫したが、2021年3月の前戦では、2018年の全日本アマチュア修斗選手権大会ウェルター級2回戦で判定負けした上原平を相手に1-1のドローに持ち込んでいる。

 長いジャブを武器とするイノウエだが、宇佐美はフルコンタクト空手ベースの空手とボクシングの長短双方の距離で戦える選手だ。試合経験で勝るイノウエは、MMAで組みを混ぜて戦うだろう。対するプロデビュー戦の宇佐美は、中村らとの練習の中で、組みを強化していることは間違いなく、『格闘DREAMRS』からの進化を見せたいところだろう。曲者揃いのライト級に参戦する新たな逸材に注目だ。

▼ライト級 5分2R
ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)※2019年ライト級新人王
宇佐美 正 パトリック(EXFIGHT/LDH martial arts)

◆宇佐美 正 パトリック SHO USAMI PATRICK
うさみ・しょう・パトリック
[所属]EXFIGHT/LDH martIal arts
[出身]大阪府
[生年月日]2000年5月8日(21歳)
[身長]180cm
[主な格闘技戦績]
極真空手松井派国際親善空手道大会(世界ジュニア選手権)2位
新極真空手全日本ジュニア大会2位
新空手全日本大会k4グランプリ3連覇
新空手ガオラカップ4連覇
正道会館全日本ジュニア大会優勝、及びMVP
内田塾ジャパンゲーム(全日本ジュニア大会)2連覇
白蓮会館全関東ジュニア選手権優勝
U15ボクシング全国大会2連覇
高校6冠
全日本大会大会3位(オリンピック選考会)
世界ユースボクシング大会銅メダル
[Twitter]@Patrick_ldh

プロフェッショナル修斗公式戦

PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6 Supported by ONE Championship
2021年9月20日(月・祝)後楽園ホール
[開場]17:15[開始]18:00

【既報カード】

▼世界ライト級チャンピオンシップ 5分5R
川名TENCHO雄生(王者・初防衛戦/Y&K MMA ACADEMY)
西川大和(挑戦者・同級1位/西川道場)

▼環太平洋バンタム級 5分3R
安藤達也(王者・初防衛戦/フリー)
石井逸人(挑戦者・同級6位/TRIBE TOKYO MMA)

▼バンタム級 5分3R
後藤丈治(同級世界8位/TRIBE TOKYO MMA)
石橋佳大(ZEEKジム)※元環太平洋王者

▼75kg契約 5分3R
江藤公洋(日本/和術慧舟會HEARTS)
グンター・カルンダ(コンゴ民主共和国/TriH.studio)

▼フライ級 5分2R
内田タケル(パラエストラ松戸)
大竹 陽(HAGANE GYM)

▼ミドル級 5分2R
岩﨑大河(大道塾) ※修斗初参戦
今市凌太(style plus gym) ※デビュー戦

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