シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人が強豪ムエタイ戦士にテクニックで勝利、笠原弘希・友希兄弟はKO勝ち、村田聖明も豪快初回KO

2021/09/04 22:09

▼第3試合 65.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(シーザージム/SB日本ライト級2位)
KO 1R 3分00秒 ※右フック
×力也(士魂村上塾/MA日本ウェルター級王者)


 村田は無尽蔵のスタミナから繰り出されるワンツーを主体とした手数を武器に、2017年9月にSB日本スーパーフェザー級王座を獲得。2階級制覇を狙い、昨年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太と対戦。7Rに及ぶ大接戦の末に敗れたが、前口太尊、マサ佐藤、山口裕人、ラウェイ戦士・東修平といった国内強豪との一戦を次々とクリアーしている。前回6月にはモハン・ドラゴンにも勝利。


 力也はデビューから負けた試合以外はKOを量産し、士魂村上塾移籍前にはプロ僅か6戦目にしてモハン・ドラゴン(士魂村上塾)を1R35秒でKOしている強打の持ち主。今年1月には、MA日本ウェルター級王座決定戦で降籏健嗣に勝利し、17戦目でベルトを獲得している。現在6連勝と勢いに乗る村田に、現在は同門のモハンに続いて挑む形となった。


 1R、左フックを打ち合う両者。何度も左フックが相打ち気味になる。村田は左ミドル、インローで意識を散らせながら左フックを打っていき、力也は左ボディを打つ。


 力也が空振りしたところへ村田が右フックの返しをヒットさせてダウンを奪う。残り時間は僅かだったが、立ち上がった力也へ村田が思い切り打ち下ろすような右フック。豪快にダウンした力也は痙攣してレフェリーは即座にストップ。村田がの豪快KO勝ちとなった。


 大会後、シーザー武志SB協会会長は「村田はいつも興奮して近くでボクシングをやる。手で打ち合っていて。今回は蹴りを使えと。蹴りを使えばパンチの距離が出来るのでジャストミートした。案の定上手く当たったね」と、蹴りを使って距離を作り、パンチを打ったことが勝利につながったと話した。

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