▼キックボクシング アトム級
〇アニッサ・メクセン(フランス)52.15kg, 1.0103
[2R KO] ※左フック
×クリスティーナ・モラレス(スペイン)51.55kg, 1.0049
メクセンはこれまでISKA世界K-1ルールバンタム級王座、WAKO世界K-1ルール同級王座、GLORYスーパーバンタム級王座(2度)、WPMF世界フライ級王座など合計16本のベルトを獲得し、戦績は驚異の100勝(32KO)5敗という女子キックボクシングの生ける伝説(現在33歳)。サバットでもフランス王者、ヨーロッパ王者、世界王者になっている。ONEとは2020年8月に契約し、今回が念願の初登場となった。
モラレスはISKA世界K-1ルールアトム級王座、Enfusion -52kg世界選手権を獲得。2019年12月にはK-1に来日し、「初代女子フライ級王座決定トーナメント」に出場。1回戦でKANAに判定負けを喫した。2011年6月に神村エリカとRISEで対戦した、シルビア・ラノッテにも2019年5月に黒星を付けられている。前戦はイタリアの選手に判定勝ち。戦績は47勝(9KO)7敗。
1R、モラレスは気合いの声を発しながら左右フックを繰り出し、メクセンは落ち着いた表情でジャブ、右ストレート、左ローを返す。モラレスを踏み込みながらのジャブで迎え撃つメクセン。アグレッシブな姿勢でパンチを打つモラレスに対し、メクセンはコツコツと左ローを蹴っていく。
2R、メクセンは左ローを軸に、右ロー、左ミドル、そしてワンツー。モラレスは声を発しながらの打ち合いを仕掛ける。メクセンがバッティングをアピールして中断となった直後、メクセンの右ハイがクリーンヒット。メクセンは一気にワンツー、そして左フックの連打。前に出ながらのワンツーにモラレスのアゴが跳ね上がり、左フック2連打でダウンを奪う。