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【PFL】フェザー級準決勝ハイブラエフとウェードが決勝進出! LH級準決勝はカルロスJrとハムレットが決勝へ

2021/08/28 13:08

▼フェザー級準決勝 5分3R
〇クリス・ウェード(米国)145.6ポンド/66.04kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28

×バッバ・ジェンキンス(米国)146ポンド/66.22kg

 フェザー級準決勝。19勝6敗のクリス・ウェード(米国)と16勝4敗のバッバ・ジェンキンス(米国)によるレスラー対決。

 ウェイドはUFCで5勝2敗。最後の試合もフランキー・ペレスに判定勝利もリリースに。2018年からPFLにライト級で出場し、2戦目で川名雄生にギロチンチョークで一本勝ち。準決勝でナタン・シュルトにスプリット判定で敗れた。

 2019年も準決勝進出もロイク・ラドザボフに判定負けで敗退。2021年はライト級からフェザー級に転向し、アンソニー・ディジイに判定勝ち、アルマン・オスパノフを2R ハイキックを効かせてKOに沈め、予選突破。準決勝進出を決めた。

 対するジェンキンスは、フリースタイルのジュニア世界王者で、NCAAディビジョン1王者でもある。2011年にプロデビューし、Bellatorでゴイチ・ヤマウチに判定勝ちするなど8勝3敗。ジョージ・カラカニヤンに連敗後、ACB、Brave CFを経て、2021年4月からPFLに参戦。

 初戦で過去2度の優勝経験がある強豪ランス・パーマーに判定勝ち。2戦目は元UFCのボビー・モフェットに判定勝ちし、準決勝進出。

 1R、いきなり左の跳びヒザて飛び込むジェンキンス。ウェードは左のサイドキック。その蹴り足を掴もうとするジェンキンスはシングルレッグへ、小手に巻くウェードに奥足も手繰りテイクダウンはジェンキンス! バックに回ろうとするが、金網際で立ち上がるウェードは正対。シングルレッグに切り替えテイクダウンする。

 ジェンキンスのがぶりを切り返してダブルレッグに入るウェード。がぶりからウェードの右足を両手でロックして持ち上げようとするジェンキンス。

 それを凌ぎシングルレッグから足を持ち上げジェンキンスのバックにつこうとするウェード。しかしスクランブルからそれをさせないジェンキンスに、足を手繰りテイクダウンはウェード! 上を取り、パウンド狙いでゴング。凄まじいレスリング対決。

 2R、右ハイ、右の後ろ廻し蹴りで近づくウェード。ワンツーを振って下がらせてシングルレッグから奥足首を手繰るジェンキンス。そこにキムラクラッチから切り返してアナコンダチョークを狙うウェード。

 二の腕でクラッチしたウェードは胸でジェンキンスをがぶり。そこにシングルレッグで外すジェンキンスに、今度はウェードがノーアームギロチンへ!

 ここも横回転して逃れたジェンキンスのバックにつくウェード。リアネイキドチョークを狙うが、横になり防ぐジェンキンス。ウェードがドミネートしたラウンドに。

 3R、ウェードのシングルレッグを切ってバックを狙うジェンキンス。腕十字を狙うが、前方に落としたウェードがトップに。サイドからケージウォークを使うジェンキンスに上四方に回るウェードはノースサウスチョーク狙いからネックロックへ。

 首を抜いたジェンキンスがバックを奪うも乗り過ぎて再び前方に落とされる。ハーフのままコントロールし、右手でパウンドを打つウェード。ニアマウントからアームインギロチンチョークへ!

 残り10秒の拍子木に左手を外したウェードは早くもガッツポーズ。判定へ。

 判定は3-0(30-27×2, 29-28)でケージレスリングを制したウェードが勝利。3度目の挑戦で初の決勝進出を決めた。

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