▼ONEフライ級(※61.2kg)5分3R
×キム・デフォン(韓国)
[3R 1分46秒 TKO] ※左ボディ
〇シェ・ウェイ(中国)
デフォンは、サーデュラエフ、若松佑弥を相手に判定で2連敗から、2020年12月の前戦で当初、和田竜光と対戦予定だったが、ダニー・キンガド戦を失ったアクメトフと対戦し、判定0-3で敗れている。3連敗から脱出できるか。
ウェイは、中国「ONE Hero Series」出身。「ONE Warrior Series」を経て、2020年1月にONE本戦出場。ダニー・キンガッドに判定負け後、チャン・ロサナに3R TKO勝ち、2021年5月にインドのカンタラジ・シャンカル・アガサのテイクダウンを切り続け、跳びヒザも当て、アガサが3Rに進めず。2R終了時TKO勝ちで、2連勝をマークしている。
1R、ともにオーソドックス構え。スピンキックを見せるシェ。デファンはその入りに左から右! さらに右ミドルを当てる。その蹴り足を掴んで詰めるシェだが、足を抜くデファン。しかし左ミドルには右ストレートを被弾する。前に出るシェに下がりながら右フックはデファン!
ダウンするシェは足を手繰ると、デファンはギロチンチョークへ。しかし、対角にパスするシェ。すぐに立ち上がりダブルレッグテイクダウンはデファン。サイドを奪うとマウントへ。腰を切りハーフに戻して脇を差して立ち上がるウェイが上に。自ら離れて下のデファンの足に蹴りを放つ。さらに足をさばいて中腰からパウンドを入れたところでゴング。
2R、右から左、左右のワンツーも見せるウェイだがカウンターを警戒して深追いしないウェイ。右のカーフキックを当てるウェイ! 足が流れたデファン。サウスポー構えになるウェイ。オーソドックス構えに戻すと、右ミドルを打つデファン。右前蹴りを入れるウェイは、デファンの右ローを外にカットする。
右ローを打つウェイ。さらに近づいてヒジ、右アッパー。右のフェイントから左ジャブで入ってさらにステップインして左フックはウェイ! ダウンしたデファンだがガードで耐える。
3R、ギアを上げたウェイ。詰めて右跳びヒザを当てるとデファンがダウン! 立ち上がるデファンにウェイは右ヒジ、さらにボディ! さらに右後ろ蹴りもボディに入れるが、倒れないデファンは右で差して組みに。
しかしウェイの崩しに腰を落としてしまう。グラウンドに追わず、スタンドで待つウェイ。立ち上がってきたデファンに、左ボディ=レバー打ちを決めると、デファンは腹を押さえてダウン。レフェリーが試合を止めた。
ウェイが3R 1分46秒 TKO勝ちで3連勝をマークした。
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— ONE Championship (@ONEChampionship) August 27, 2021