2021年9月26日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるムエタイのビッグマッチ『BOM~The Battle Of MuayThai~-ouroboros 2021-』の対戦カード第二弾が発表された。
元REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者&第6代・第9代WPMF日本同級王者のKOUMA(WSRフェアテックス荒川)が、WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者の鳩(=あつむ/TSKjapan)とオープンフィンガーグローブ着用のONEムエタイルール・ストロー級3分3Rで対戦する。
(写真)劣勢に追い込まれても一発でひっくり返せる強打を持つKOUMA(左) KOUMAは元暴走族で、青春時代のほとんどを塀の中で暮らすと26歳でムエタイを始めた。2013年1月に28歳でプロデビューすると6連勝。2015年11月にWPMF王座を獲得すると2017年6月にREBELS王座も獲得して二冠王に。2017年11月にWPMF王座、2018年6月にはREBELS王座をそれぞれ初防衛戦で失ったが、同年10月にWPMF王座に返り咲いた。戦績は14勝(9KO)5敗。また、2017年2月にはミャンマーの超過激格闘技ラウェイにも参戦、本場ミャンマーの選手を相手に引き分けている。
12月で37歳になるKOUMA。2019年10月のKrushを最後にリングから離れていたが、「最後にケジメだけはつけておかないと。格闘家としてより人としての強さをみせたい。対戦相手は現役のチャンピオンでガンガンくる良いファイターです。面白い試合になります」と、この試合がラストマッチになると告げた。
(写真)攻撃重視のアグレッシブなファイトスタイルを見せる鳩 鳩はムエタイで合計5本ものベルトを獲得するなど試合経験を積んでいるが、4月のRISE参戦では金子梓に判定2-0、7月のNO KICK NO LIFEではHIROYUKIに2RでKO負けと連敗中。この試合向けて「KOUMA選手は僕がデビューした時からトップ選手で試合も面白く好きな選手でした。そんな選手と試合ができるなんてとても嬉しく思います。今回新たな挑戦でオープンフィンガーグローブという事なので、しっかり慣らしながら仕上げていきたいと思う。KOUMA選手はミャンマーラウェイもやっていて経験値も高いので気を抜かずしっかり倒して勝ちたいと思います。破壊型ムエタイで真っ向勝負みせます」と意気込んでいる。
また、同じくONEムエタイルールのフライ級3分3Rで真吾(レンジャージム)vsライヤマン(ナックルズジム)も決定した。