2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて行われる「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」(1回戦から決勝までを1日で行うワンデートーナメント)。
同トーナメントに出場し、1回戦で第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)と対戦するアラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ)のインタビューが主催者を通じて届いた。
初参戦のソアレスはK-1にも多くの選手を送り込んでいるダニロ・ザノリニ率いるブラジリアンタイに所属し、強靭な肉体とタフネス、パワフルなフックを武器とする攻撃的なファイトスタイルで戦績は13勝(4KO)3敗。これまでFIGHT DRAGON -67kg王座、GOLD RUSH同級王座を獲得している32歳。
ルキヤは自分の実力を知ってびっくりするだろうね
――ソアレス選手が格闘技を始めたきっかけを教えてください。
「ブラジルに住んでいた頃にカポエイラや合気道をかじっていたんだけど、日本に来て本格的に格闘技・キックボクシングを始めた。自分は日系3世で10年ほど前に来日して、日本では仕事ばかりの日々を送っていたんだ。そんな日常を変えたくて、格闘技を始めようと思ったんだ」
――当時からプロになろうと思っていたのですか?
「そうだね。ジムに入って3週間でアマチュアの試合に出て、1年後にはセミプロの試合に出るようになって、4年後にプロデビューすることになったよ」
――格闘技を始めてソアレス選手の人生はどう変わりましたか?
「今は選手として試合をする一方、ジムでインストラクターの仕事もやっているから、格闘技=自分の人生の中心といっても過言ではないね」
――今回K-1からオファーを受けた時の心境を聞かせてください。
「最初に話を聞いた時は信じられなかったけど、本当に嬉しかったよ。K-1はトップ選手が集まる大会だから、自分を試すチャンスでもあるし、自分の強さを見せるチャンスだとも思っている」
――K-1のことはいつ頃から見ていたのですか?
「10代の頃からK-1を見ていて、アーネスト・ホーストの大ファンだったんだ。新しいK-1のこともジムの仲間から教えてもらって、試合はチェックしていたよ」
――1回戦で対戦する安保瑠輝也選手にはどんな印象を持っていますか?
「トーナメントが決まる前から試合を見ていて、とてもいい選手だと思っていたよ。お互い攻撃的なファイトスタイルだから、良い試合になるだろうね。激しい殴り合いになるだろうし、お客さんさんがエキサイトする試合になるだろう。ただルキヤは自分の実力を知ってびっくりするだろうね」
――ソアレス選手が最も得意にしている技はなんですか?
「右ストレートとローキックだね。試合が始まったら、すぐにこの拳がルキヤの顔面に届くだろう」
――安保選手は“デモリッションマン”というキャッチコピーを持っていますが、どんな試合になると予想していますか?
「お互いの攻撃がハードにヒットして、噛み合う試合になるだろうね。自分は打ち合うのが好きだし、カウンターが得意だから、ルキヤが攻めれば攻めるほど、自分がルキヤをKOするチャンスが増えると思っている。そして試合が終わった時に、どちらが本当の“デモリッションマン”か分かるだろうね」
――ちなみに会見で安保選手を見た時にどんな印象を持ちましたか?
「なんだろう…ルキヤは目立ちたがり屋なんだろうな。会見でも色々と言っていたようだけど、リングの外で何を言うのも自由だし、何を言っても気にならない。重要なことはリングの中で何を見せるかだ。俺がやりたいのは口喧嘩じゃなくてファイトだ」
――このトーナメントで優勝すればK-1チャンピオンになります。K-1のベルトにはどんな想いがありますか?
「このベルトを巻くことができれば、自分の人生が変わると思う。自分のすべてをかけてK-1のベルトを巻きたい」