MMA
ニュース

【Bellator】ピットブルを117秒フィニッシュ! 父子鷹AJ・マッキーが優勝賞金1億円を賭けて団体の枠を超えたスーパーファイトを提案「ベルトを統一したい」

2021/08/02 11:08

100万ドルの現金を持っている。それをぶつけてもいい

 衝撃の117秒フィニッシュで二階級王者のパトリシオを下し、2本のベルトを手にしたマッキーは、試合後の会見で、「俺は世界最高の145ポンド(フェザー級)の選手だ。銀行に(優勝賞金の)100万ドルの現金を持っている。それを誰かにぶつけてもいいと思っている」と語り始めた。

「UFCだろうがBellatorだろうが、PFLだろうが、ONEだろうが、俺がベルトを統一したい」と、自身の優勝賞金を賭けて、団体の枠を超えたスーパーファイトを提案したのだ。

 UFCフェザー級には、王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキー、元王者マックス・ホロウェイ、そしてコンテンダーであるブライアン・オルテガらが名を連ねている。なかでもマッキーは、「マックス・ホロウェイと対戦したい」と言う。

「子供の頃からスーパーファイトを夢見ていたんだ。マックスが人々を打ち負かすのを見てきた。だが、いま世界最高の145ポンド級ファイターは自分だ。相手が誰であろうと戦う」

 Bellatorファイターがオクタゴンに参戦するためには、マイケル・チャンドラーのように移籍する以外に方法は無いように思われるが、UFCがクロスプロモーションを全く行わないというわけではない。

 2003年のPRIDEミドル級GPに、UFC世界ライトヘビー級暫定王座戦で敗れたばかりのチャック・リデルを貸し出し、2017年には、コナー・マクレガーとフロイド・メイウェザーの「ザ・マネー・ファイト」を共同プロモーションしている。

「SHOWTIMEやBellatorもそれに合わせてくるだろう。スーパーファイトをやろうぜ。大きなイベントをやろう。今までのこのスポーツを変えよう。このベルトを統一しよう」と、マッキーは呼び掛けた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア