2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき・浅草花劇場にて開催された『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』のセミファイナルで、坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)に判定3-0(30-26×2、30-25)で完勝したSB日本女子ミニマム級1位MISAKI(TEAM FOREST)。
試合後のコメントでも引退カウントダウンが始まっている女王RENAとの対戦を熱望し、自身のInstagramでもRENAへの想いを綴った。
「RENAちゃん。あたしが "キックボクサー" ではなく"シュートボクサー" になるきっかけをくれた本当に偉大な選手。あたしが格闘技を始めるずっと前からもう既に若き世界チャンピオンだったRENAちゃん。リングの上ではもちろんテレビ等でも活躍してて可愛いのに強くて、強いのに喋りもうまくてキラキラしてて。可愛いから 喋れるから それだけじゃなくて大阪で 地方選手だったところからきちんと東京の選手にも圧倒して勝って、自分の実力で世界タイトルを掴んで今これだけ女子格が盛り上がってる現在でも唯一無二のRENAちゃん。超える選手はまだ出てきそうにない」
試合後にはRENAが控室に来て声を掛けてくれたといい、「RENAちゃんがここまで成し遂げて来た事がどんなにすごくて やばくて えぐい事かわかってるから、私くらいの選手がRENAちゃんの名前をあげることがどれだけ失礼な事かも分かる。それでも会場で会うと笑って声掛けてくださって東京に行けば面倒見てくださって、人としても本当にすごい人格者でもあり(私なら多分めっちゃ無視して遠くから睨む笑)」と、対戦をアピールしても変わらない接し方をしてくれるRENAへの感謝を綴る。
そして「これからも絶対格闘技史に名を残すであろう、こんなすごい選手と同じ団体で同じ時代に格闘技できてるのに何百人の中の後輩の1人なんて寂しすぎる! 間に合うか分からないけどRENAちゃんに認めてもらうまで! 急げ急げ!」と、RENAが引退するその日までに、後輩ではなく“対戦者”としてRENAの前に立つことを改めて誓った。
MISAKIは、まずは長年目標としているシュートボクシングのタイトル獲得、そしてRENAが対戦相手として認めてくれるような強豪選手に勝つことでRENAを振り向かせようとしている。RENAがSBルールで戦うのもあと数戦と思われ、MISAKIは間に合わせることができるか。