杉本
「自分の体調はばっちりで調子はいいです。相手は今のコメントからも分かるように覚悟が感じられたので、明日はいい試合ができると思います」
谷川
「僕の体調はめちゃくちゃよくて、やれることは全部やって挑んできているので体調はばっちりですし、会見で3人と並んだ時は身体が大きいなと思ったんですが、僕は空手家で武道をやっていたので目や体型を見るとだいたい強いか分かります。2カ月前より自分が大きくなったのもありますが、明日はいけるなと自信が確信に変わりました」
RUI
「体調はいいです。体調はいいです。というのも福岡からさっき東京に着いて計量を終えたんですけど、この暑さもあり調整が難しいところもあります。でも計量は選手としてはやらなきゃいけない仕事です。先週K-1福岡大会がありましたが、その時は東京やいろんな地方在住の選手が福岡に来て計量をパスしたように、今度は自分が福岡から東京に代表として乗り込んでいる。そういう覚悟を持って今この会見場にいます。対戦相手のサッタリ選手、見た感じすごくリラックスというか、いつもこんな感じなんですかね? ぱっと見の印象はリラックスしてるなという印象で、明日どうなるのかなという感じです」
サッタリ
「コンディションはとてもいい。全員コンディションが整っているように見えるので明日の試合が楽しみです」
――ワンデートーナメントに向けてどのような取り組みをしたか、また決勝に上がって来ると思うのは?
杉本
「トーナメントだからといって変ったトレーニングはしていません。2試合戦うつもりで準備をしてきました。決勝はどちらでもいい。勝ち上がって来た選手とやれればと思います」
谷川
「自分はいつも言うんですけれど、いつ誰とどこで試合するか分からないので、トーナメントだからといってはないです。いつもより走り込んだり、見直して変えられるところは全部変えてきました。決勝はどちらでもいいですが、サッタリ選手に上がってきてもらってリベンジして勝てば誰にも文句を言われずクルーザー級を引っ張っていける立ち位置になれるのでサッタリ選手に上がって来て欲しいです」
RUI
「特別な準備はしていません。気持ちは2試合戦うつもりでスパーリング、走り込み、体調面、疲労の度合いも見て、できることを最大限やってきました。決勝はどちらにも負けているので、このトーナメントは誰が勝ち上がって誰とやったとしても必ずアツい面白い試合になると思います」
サッタリ
「相手が誰であろうとハードなトレーニングをしてきている。誰が相手でも関係ないと思っている」
――どんな戦いしたいか?
杉本
「チャンピオンらしいというか、倒してしっかりベルトを巻きたいと思います」
谷川
「僕はやることをやって熱い試合をすれば、ベルトは後からついてくるものだと思っているので、チャンピオンらしいというか、自分が最大限できることをやっていきます。自分がずっとK-1やKrushに参戦させてもらって思っていることは、自分よりも大きい外国人の選手と戦って勝っていく姿をファンの方にお見せしたいので、絶対にこんなところで躓いているわけにはいかない。ここはしっかりKrushのベルトを獲って、日本代表といったらおこがましいかも知れませんが、日本を代表して世界の選手と戦っていけるような選手と認めてもらえるような、そういう選手であることを証明したいと思っています」
RUI
「Krushのベルトは壊し合いの象徴、覚悟の表れだと思います。こきにいるみんなは覚悟があると思う。その中でも重量級、クルーザー級の魅力を伝えながらお客さんを魅了できたら。Krushのベルトは必ず自分が巻きたいと思います」
サッタリ
「今ここに座っている選手は全員レベルの高い選手だし、ベルトに対する思いは全員同じだと思う。その中で自分が勝利できればとても嬉しいし、そのために自分が練習してきたこと全てを出して、ベストを尽くして勝ちたい」
――ワンデーは1回戦を早く終わらせることが有利だと言われています。それは狙う?
杉本
「特に早めに倒そうという考えはないですが、試合の中で狙えたら狙っていこうと思います」
谷川
「自分の中ではプランを練っているので、その中で倒れたら倒れたで。トーナメントだから倒しにいくのはないですね。そこでひっくり返されるのがクルーザー級だと思っているので、慎重にいこうと思います」
RUI
「(相手は)間違いなく1Rから来ると思う。自分は1Rからはあまり考えてないです。流れの中でいけるタイミングで行けたらと思っています」
サッタリ
「明日自分はKOにこだわらず、まずは自分のいいパフォーマンスをお見せしたい。もちろんKOが観客にとっても分かりやすい試合だと思うが、KOだけにこだわらず、いいパフォーマンスをして、結果としてKOが取れればいいと思う」
――RUI選手はK-1福岡大会で同門のK-Jee選手の試合に刺激は受けたか?
「凄かったですね。その時、自分はK-Jee選手のサポートに入っていて、一緒に練習をしている身として、身近な人間ではあるんですが、あの時ばかりは『マジか、すげーな』と素直に思いました。そういう人が身近にいるということはとてもありがたいですし、当たり前じゃないと。そういう人やそれを見て焚きつけられている福岡の後輩たち、そういう人間も自分の周りにはたくさんいます。どう転ぶか分かりませんが、その子たちの前で、ああいう試合を自分もっていう風には覚悟をもって、熱い気持ちをもってぶつかっていきます」
――トーナメントを勝ち抜く中で『心技体』どれが一番大事?
杉本
「心ですかね。接戦になったときはメンタルの戦いになるんじゃないかなと思います」
谷川
「KRESTで良かったなと思うことがあって。それは渡辺代表はじめ、いろんな先輩方にトーナメント経験者がたくさんいるので、トーナメントで一番何が大事ですかと聞いたら『気合いだ』と。ということなので、心ですね。自分は空手家で"押忍"なので。心ですね」
RUI
「心ですね。自分は東京にいたり今は福岡に所属ですけど、恩師と言える人から常に心をいわれてきました。勝負に対する執着、負けん気、そしてリングの中ではそいつの生き方、人生観、すべてが出ると。そういう風に言われ続けています。先日の福岡大会でもECO信頼サービス株式会社の樋口会長が『魂』だと常におっしゃっていました。トーナメントを経験したことはないんですけど、最後にものをいうのは心だと、魂だと思います」
サッタリ
「チャンピオンになる上で一番大切なのはメンタル面。自分を追い込んで厳しい練習をすることでフィジカル面を鍛えることはできるけれど、最終的に一番大事になってくるのはメンタル面だと思う」