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【MMA】超新星・平良達郎が目指す頂──国内フライ級戦線も激化でトーナメント開催へ

2021/07/07 07:07

佐伯繁 DEEP代表「フライ級トーナメントを開催したい」

 また、同日に行われた「DEEP 102 IMPACT」でも、フライ級の新星が頭角を現している。


【写真】2020年8月のRIZINで伊藤盛一郎と激闘を繰り広げたDEEP王者・神龍誠(左)。(C)RIZIZN FF

 DEEPフライ級では、正規王者の神龍誠が、2019年6月の柴田“MONKEY”有哉戦での戴冠以降、Bellator JAPANでの中村優作戦、2020年8月のRIZINでの伊藤盛一郎戦で勝利しているものの、地元・宮城でのジムオープンのため一時戦線離脱中。2週間に1度、東京に出稽古を重ねており「年内には試合をしたい」と語っている。


【写真】山本聖悟にカーフキックを当てて、右ハイでダウンを奪ったDEEP暫定王者・藤田大和。組みにも定評がある。

 そんななか、7月4日のDEEP後楽園大会では、フライ級暫定王者の藤田大和が、ROAD FCでも活躍した山本聖悟にカーフキックを効かせて、右ハイキックでダウン奪取&パウンドで勝利。


【写真】プロ2連勝、19歳の鶴屋怜。猛者揃いのパラエストラ千葉ネットワークのプリンスはまだ育成段階。どんなカードが組まれていくか。

 また、第1試合では、パラエストラ千葉ネットワーク・鶴屋浩代表の次男・鶴屋怜が、60kg契約ながら荒木凌をギロチンチョークで極めてプロデビュー2連勝を飾っている。


【写真】安谷屋智弘に逆転一本勝ちの伊藤裕樹はTHE OUTSIDER、ROAD FCを経てDEEP、RIZINへ。プロ8勝1敗だ。(C)DEEP


【写真】修斗で6勝1敗1分け後、DEEPで初陣を飾った本田は怪我からの復帰待ちになる。(C)DEEP

 藤田、鶴屋のほかにも、修斗からDEEPに戦場を移した本田良介、RIZINでPANCRASEの杉山廣平を33秒KOに下し、6月DEEPで実力者・安谷屋智弘に一本勝ちした伊藤裕樹、その伊藤に判定勝利している鮎田直人、鮎田に一本勝ちも藤田にTKO負けし戴冠を逃した渋谷カズキ、伊藤には敗れたものの、第7代修斗同級王者の福田に判定勝利し、元ZST暫定王者・坂巻魁斗、GRACHANフライ級王者の松場貴志にも判定勝ちしている安谷屋、2年間試合から遠ざかっている柴田“MONKEY”有哉も「2022年に復帰」を宣言しており、互いに鎬を削り合っている状況だ。


【写真】2020年8月の川原波輝戦でリフトしテイクダウンする越智晴雄。ストロー級からフライ級転向はどう出るか。


【写真】2018年2月のDEEPで元谷友貴と死闘を繰り広げたビョン・ジェウン(右)は再来日なるか。

 DEEP佐伯繁代表は、「フライ級が面白くなってきている。来年に優勝賞金200~300万円でフライ級トーナメントをやりたい」と語り、上記の選手たちに加え、元谷友貴と死闘を繰り広げたビョン・ジェウン(※3月に神龍誠と対戦予定もコロナの影響で来日できず)のトーナメント参戦、さらに「越智選手もフライ級でやると思う」と、前DEEPストロー級王者の越智晴雄のフライ級参戦も示唆した。

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