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【修斗・1部】松本光史が小谷直之をKOし王座防衛。藤井が石橋との死闘制す。 修斗がラカイに3戦全勝

2019/05/06 12:05
【修斗・1部】松本光史が小谷直之をKOし王座防衛。藤井が石橋との死闘制す。 修斗がラカイに3戦全勝

5月6日(月・祝)後楽園にて、プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR Supported by ONE Championship」第1部が開催された。メインイベントでは、修斗世界ライト級チャンピオンシップとして、王者の松本光史が挑戦者の小谷直之を迎え撃ち、4R KO勝利で2度目の防衛に成功。また、日比交流戦として修斗vsチーム・ラカイ3×3が行われ、岡田遼、箕輪ひろば、黒澤亮平が勝利し、修斗が3戦全勝した。

▼メインイベント・第9試合 世界ライト級チャンピオンシップ 5分5R
○松本光史(王者/フリー)
[4R 0分57秒 KO]
×小谷直之(挑戦者・同級3位/ロデオスタイル)
※松本が2度目の防衛に成功

5Rの王座戦。1R、オーソドックス構えの松本にサウスポー構えの小谷。松本は右ロー、左ジャブ右ストレートで前に。小谷も右から左を返す。頭を下げて松本が入ってきたところに左フックを当てる小谷! 接近戦を望み連打する。回る松本は距離を保ちジャブから作る。右ジャブで組み離れ際びヒジ振る小谷。松本の圧力に前蹴りも。右インロー当てる松本! 両脇を差して押し込むがブレーク。右ジャブから左前蹴りは小谷! さらにスーパーマンパンチで前へ。組みを切る松本も圧力をかけ直す。

2R、ジャブストレートで前に出る松本。小谷は松本の右ローをつかみダブルレッグテイクダウン! ハーフからすぐにマウント奪い腕十字へ! これは腕をクラッチして抜いた松本が上に。小谷はハーフガードを取る。パウンドに足を効かす小谷。足首をつかみ蹴り上げ狙い。松本もじっくりと拳を落としていく。ハーフからニーシールドも押し込む松本。足を伸ばし蹴り上げは小谷! しかし松本は中腰からパウンド! 背中見せて立つ小谷にローも。小谷はダブルレッグもがぶる松本が上からパウンド。小谷はクローズドに入れゴング。松本が取り返したラウンドに。

3R、左前蹴りは小谷! さらに左ミドルもヒット。左ボディストレートから前に詰めた小谷は左ストレートも! 近づいての組みを切る松本は小谷の左をかわして右を差すと、体を入れ替えた松本。スタンドで跳びヒザは小谷! 組む松本の頭を抱えるが松本はダブルレッグに切り替えテイクダウン! 松本はハーフで上に。左ヒザは抜かせない小谷。立つ松本は足をさばこうとするがさせない小谷。ブレーク。松本の前進に小谷は左の前蹴り、ヒザで阻む。

4R、左ミドルをクリーンヒットさせる小谷! さらに左ボディで前に出るが、圧をかけ直す松本は左フックを効かせると小谷が後退。左右ラッシュからガード固め下がる小谷に松本は首相撲からヒザ! 小谷がダウンし、パウンド連打にレフェリーが間に入った。勝利した松本にはONE出場権の賞状が贈られた。

松本はケージの中で「ここまで支えてくれた方々、ありがとうございます。そして修斗30周年、おめでとうございます。自分も誇らしいです。30周年続いた修斗の一番の価値は、この修斗ファンだと思います。その修斗ファンに期待してもらえるような試合を続けます。これからも観てください。そして昼ご飯を食べて2部もお願いします」と夜興行もアピールした。


▼第8試合 日比交流戦 修斗vsチーム・ラカイ3×3 バンタム級5分3R
○岡田 遼(日本/同級環太平洋王者/パラエストラ松戸)
[判定3-0]※30-28,29-28,30-27
×ジアン・クラウド・サクレッグ(フィリピン/チーム・ラカイ)

1R、ともにオーソドックス構え。速くて強い右ローはサクレッグ! さらにワンツー、バックスピンキックも。岡田は組みにいくが切られる。じりじりと圧力かけ金網に詰めてダブルレッグテイクダウンは岡田。すぐに立つサクレッグをさらにクラッチしテイクダウン。ハーフから岡田は背中をつかせるが右で脇差し返すサクレッグ! その際で岡田はギロチンへ! サクレッグが首を抜き上からボディにパウンドしゴング。

2R、オーソドックスから左ローを打つサクレッグ。右は見切る岡田。ローもかわすと遠間から低いダブルレッグ、それを2度繰り返し金網詰めてテイクダウン! ハーフガードから背中をつかせる岡田はヒジ! 左足も抜きサイドから枕に巻くが、サクレッグはケージウォークで立ちあがりを狙うが岡田はすぐにダブルレッグテイクダウン。再びハーフからヒジを打つ。左目尻から出血するサクレッグ。ハーフガードのままブレーク、出血をぬぐう。スタンドから再開に。左ハイで前に出るサクレッグに岡田は右ミドルを返す。

3R、岡田のジャブに右を合わせにいくサクレッグ。右ローは岡田は受けずにかわすように。岡田のダブルレッグの圧力にバランスを崩したサクレッグ。すぐに岡田じゃがぶりから首を押さえて寝かせると細かいパウンド。ハーフから左で枕に巻き、右でパウンド。さらに潜るサクレッグに左ヒジ連打! 左で脇を差したサクレッグは上体を立てダブルレッグからリフトし上になるが、スクランブルでサイドから右足を抱え上げた岡田が上に。鉄槌連打でゴング。

判定3-0で勝利した岡田は「ラカイの選手、恐ろしいです。出直してきます」と苦い表情で反省の弁を述べてケージをあとにした。

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