(C)ゴング格闘技/BREAKING DOWN
BreakingDown
※試合時間はいずれも1分1R
ABEMA PPVにて生配信
【写真】朝倉未来・海と、本戦ベストバウト賞受賞の5選手。(C)BREAKING DOWN
▼第20試合 スーパーヘビー級 スペシャルワンマッチ 120kg超
〇菊野克紀
[1R 0分59秒 TKO] ※パウンド
×野尻和暉
2021年7月4日、朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める大会『BREAKING DOWN』(トライフォース赤坂)に、元UFCの菊野克紀(誰ツヨDOJOy)が出場。新たな対戦相手が、元大相撲力士の野尻和暉(フリー)に決定した。野尻は、大相撲では和歌武蔵 和樹として序二段で活躍。DEEPメガトンGP、RISE、スタンド頭突き有効のIGFにも出場している。体重差45kgの無差別級戦となる。
当初、菊野は、朝倉未来のチームでYouTubeチャンネルで編集を務める佐々木大(トライフォース赤坂)との対戦が決定していたが、佐々木が怪我により欠場。未来は、「菊野選手はどんな相手でも、体重差があっても大丈夫だと男気ある返答をいただいています。格闘家にとっては名前を売るチャンス」と、ファイターに挑戦を呼び掛けていた。今回の急募に「100件近くの応募」が届いたという。菊野は、今回の試合に向け、「あんこの大きなグローブではなく、通常のオープンフィンガーグローブにしてほしいとだけリクエストしました」と語る。
試合は、いきなり「正面衝突」した両者。菊野は相手の右をかわして、右の手を伸ばして突き、そして三日月蹴りを腹に! しかし前に出る野尻。野尻に出血のチェック後、再開。腹を蹴られても前に出る野尻に菊野は右フック! ついにヒザを着いた野尻にサイドバックからパウンドを連打し、レフェリーを残り1秒で呼び込んだ。
勝利した菊野は「怖くて楽しくていい経験になりました。またこういう機会があったらよろしくお願いします」と本部席の朝倉未来に挨拶した。