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インタビュー

【K-1】激戦区ウェルター級に参入の中野滉太「“何もさせずに倒す”で倒したいですね」

2021/06/14 15:06
 2021年7月17日(土)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1ウェルター級3分3R延長1Rで、マキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)と対戦する中野滉太(POWER OF DREAM)のインタビューが主催者を通じて届いた。 中野は2019年3月の『K'FESTA.2』プレリミナリーファイトでFUMIYAをKOで下し、7月のKrush後楽園大会では中国のトップファイターと互角に渡り合い一旦は勝者として名乗りを上げたものの、ローブローを巡って裁定が覆った。しかし、12月のK-1では平山迅を左フックでマットに沈め、2020年7月には瑠久も左フックで初回KOして実力を証明。10月にKrushスーパー・ライト級王座に挑むはずだったが、前日計量オーバーでノンタイトル戦となり、減点が響いて佐々木大蔵に判定負け。今回よりスーパー・ライト級からウェルター級に階級を上げる。戦績は7勝(6KO)3敗。 自分が入っていくことでもっともっと面白くなる ――昨年10月以来の試合で、今回からウェルター級に階級を上げることになりました。まず試合が決まった時の心境を教えてください。 「この時期に試合を組んでいただいて感謝しています。ずっとそこ(K-1)を目指して頑張ってきたし、階級を上げて1発目の試合でK-1に呼んでいただけたことはすごく嬉しいです。しかも対戦相手も強い選手なので、気を抜かずにここからがスタートだと思ってしっかり倒して勝ちたいと思います」 ――中野選手はK-1という舞台にはどんな印象がありますか? 「Krushでデビューさせてもらって、K-1を目指して頑張ってきたので、自分もK-1という舞台を盛り上げられる1人になれるようしっかり頑張りたいです」 ――同門の武居由樹選手や江川優生選手がK-1で活躍してきましたが、自分も同じ舞台に立ちたいという想いはありましたか? 「そうですね、みんなと一緒に会場へ行ったりセコンドについたりして、K-1の雰囲気を肌で感じてきたので、今回K-1が決まって少しでも先輩たちに近づける一歩になるかなと思うので、ここでいい試合を見せたいです。ただ僕がやることはいつもと変わらないし、どのリングでもやることは一緒です。K-1だからKrushだからとかじゃなく、会場の雰囲気も楽しみつつ、今回の相手と自分が戦うだけなので、しっかり倒して勝ちます」 ――対戦相手はムエタイの強豪ドゥワンソンポンに決まりました。 「強いですね。全然勝てない相手じゃないと思ってるし、自分だったら倒せる力もあると思っているので、試合までしっかり練習して本番で倒すだけです。近藤魁成選手とやった試合を見て蹴り中心の選手だと思いますが、蹴りを受けてでもパンチを当てて倒してやろうと思ってます」 ――KO勝ちに自信ありのようですね。 「全然ありますね。階級も上げたし、今パワーもつけているので、全然倒せる器量はあるのかなって思うので、あとは倒すタイミングがしっかり定まれば、当たったら倒れると思います。なのでしっかり試合までの期間でそこを作っていく感じです」 ――ウェルター級は強豪ぞろいの階級ですが、これからの展望を教えてください。 「ウェルター級は日本の選手もそうだし、海外の選手もすごく強い階級で、そこに自分が入っていくことでもっともっと面白くなるのかなと思います。倒して勝つのがこの階級のいいところだと思うので、自分もその倒して勝てる選手の一人になれるよう、今回の一戦目でまずそこをしっかり見せたいです。POWER OF DREAMのコンセプトとして“しっかり倒す”ことが常にあるので、倒し方までしっかり“何もさせずに倒す”で倒したいですね」 ――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。 「階級を上げて1発目でK-1福岡大会という大きな舞台に選んでいただき、本当に感謝しています。それとともに、ここが自分の新たなスタートライン、第2章だと思っています。この階級でベルトを目指すために、今回の試合しっかり勝ってインパクトを残したいと思っているので、応援よろしくお願いします」
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