MMA
インタビュー

【RIZIN】トーナメント屈指の好カード、元谷友貴「自分のやりたいことをできるように」×岡田遼「彼の指し手がポイント」=6月13日(日)東京ドーム

2021/06/13 11:06

岡田「際を潰すような練習をずっと打ち込んできた」

──計量後に食べたいと思うものは?

「今はハンバーガー、焼肉と思いますけど、実際、何回もやってみて思うのは、ただ水だけを飲みたい(苦笑)。パスしたら、世界一水をおいしく飲める自信があります」

──対戦相手の元谷友貴選手の印象を教えてください。

「元谷選手すごく強い選手で、寝技の極めが強く、打撃も強くて素晴らしいMMAファイターだと思います」

──どんな試合展開を想定していますか。

「“やっぱり岡田遼うまいな”と思いつつ、“でもやっぱり元谷も強いなあ”とみんなが思ってくれるような試合になると思います。意外とそういう試合って、あっさり終わっちゃったりするので、分からないですけど。お楽しみに」

──岡田選手は現在8連勝中で、トーナメントに参加している選手の内、2名(大塚隆史、倉本一真)に勝っていますが、トーナメントの意気込みと手応えを教えて下さい。

「自分の格闘技人生の集大成だと思って参戦しているので、最後の自分の格闘家人生全部をトーナメントに賭けているので、意気込みはMAXです。手応えは、万事抜かりなく準備してきたので、バッチリあります」

──公開練習後、あらためてRIZINルール想定での練習での手応えはいかがですか。

「ロープでの試合がかなり久々なので、RIZINルールのフィールド、ロープに慣れるのが、ちょっと時間がかかりました。けど道場に常設でリングあるので、特に思い出すのには時間かかりませんでした」

──サッカーキックの練習はいかがですか。

「練習してないはずがない。警戒されちゃうかもしれないけど、もちろん準備しています」

──元谷選手はこのルールでの際での動きは慣れたものだと思います。その強さをどう警戒してきました。

「その際を潰すような練習だったりを、ずっと打ち込んできたので、際の攻防は是非、見ていただきたいです」

──その点で組み力への自信もありますか。

「自分のことを、『組み力が強い』と言ってくれる人がいることに自分でびっくりです。ずっと、扇久保博正と練習してきたので、国内国外のなかで一番組み力が強いと思うので、扇久保さんに引き揚げてもらって強くなったので、自然と、扇久保さんとやってたらそうなったという感じですね」

──互いに技の引き出しが多いと思いますが、総括的な意味での勝負のポイントは何でしょうか。

「元谷君がどういう準備をしてきて、どういう仕掛けをしてくるかがポイント。それが無ければ、僕のペースで僕が普通に行くので、彼の指し手がポイントです。自信満々です」

──やはり「DEEP vs. 修斗」の試合になりますか。

「まさに、団体を背負ってという気持ちは強いです。元谷選手は、RIZINのバンタム級常連なので、RIZIN vs, 修斗という構図もありますし、様々な角度で見てほしいと思います。修斗を背負い、シューターとして戦います」

──公開練習では、アデサニヤにインスパイアされてのプロレスを見せました。同じ日にUFCでアデサニヤが試合することで、シンクロしたことでモチベーションは上がりますか。

「UFCは朝放送じゃないですか、。モチベーションは左右されないけど、それを見て会場入りして、いいイメージで試合したいと思います」

──千葉大出身の秀才・岡田選手は、常々「総合は5教科7科目」と言っています。元谷選手は「何教科何科目」の選手でしょうか。

「元谷選手も5教科7科目まんべんなくできるけど、寝技の極めっていう教科の科目がずば抜けています。総合点は自分のほうが得点が上。寝技っていう科目だったら負けますが、総合的には僕が上回っています」

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