MMA
インタビュー

【RIZIN】朝倉未来と対戦するクレベル・コイケ「タップしないなら落ちる、折れちゃう」「“絶対に間違えない”のは無理」「最後にベルトを巻くのは自分」

2021/06/10 19:06

鈴木博昭「クレベルにはキラーインスティンクトがある」

「クレベル選手の打撃は喧嘩屋らしく“キラーインスティンクト”と言うべき殺戮本能があります。そして打撃と組みが繋がっている。未来選手は、今回の試合に向けて『打撃もフィジカルも組み技もようやく本腰を入れた』という雰囲気を出しているけど、もとからやっていたかもしれないし、そういった“幻想”を作るのも上手い。クレベルはその幻想には動じないです。戦(いくさ)だったら確実に仕留めるためにモノを考える。“やるか・やられるか”なんてない。“自分だけが確実に仕留める”のが本当のやり合いだろうと思うので、そういう練習をしています。ポイントは見えています。なので、今回はクレベルが勝つと思います」

関根シュレック秀樹「心と身体のスタミナがすごい」

「クレベルはKSW後も自分で参加費を払って柔術大会に出るくらい、戦うことが好きなんですよね。柔術でも無差別級に出場して、大きな選手を相手に、最初にポイントを取られるんですけど、だんだん取り返して、競り合っても最後に勝っている。それは身体的特徴によるところもあると思います。マッチョじゃないから、筋肉が酸素を消費してしまわない。高所を登る登山家のようなものですよ。練習でも試合でも普段から常に動いている。それに心のスタミナもあるんですよね。MMAで下になっても、いくらパウンドを打たれても変わらないし、ラウンドを重ねても変わらない。普通は焦るけどクレベルは動じず、いつの間にかじわじわと極めていく。あの心身のスタミナにはいつも驚かされます」

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