ロッタンからの「俺とやろう」との対戦アピールも、現実的には無理そう。那須川がボクシングに転向する前に再戦は実現するのか
2021年6月13日(日)東京ドーム『Yogibo presents RIZIN.28』にて、1vs3の変則マッチ(1R3分で1人ずつ、3Rで3人と対戦)を行うとぶち上げたRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)。
自身のYouTubeチャンネルにて発表し、対戦相手を募集したが、海の向こうから意外な選手がこれに名乗りをあげた。2018年6月17日にRISEで那須川と対戦、3分5R戦っても決着がつかず、延長戦で那須川が判定3-0で辛勝したONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)だ。
本人同士もファンも再戦を望んでいる一戦だが、ロッタンは自身のSNSにて「天心、あなたは対戦相手を探していると聞きました。私と対戦しませんか? 3ラウンドか5ラウンドでやりましょう。準備はできています。もう一度私と戦ってくれませんか」と、那須川が対戦相手を募集していると聞き再戦をアピール。那須川の顔面に左ストレートを叩き込み、顔を歪ませている写真付きだ。
実現すればまさに東京ドームにふさわしいビッグカードだが、すでに大会まで2週間を切り、隔離期間が間に合わない。さらにロッタンはONEとの契約選手であり、今回の実現はほぼ不可能。
このアピールがきっかけとなり、2022年3月にRISEで予定されている那須川天心ファイナルマッチで両者の再戦が実現すれば最高の形となるのだが…。