国際チャクリキ協会レジェンドによる毎年恒例の大会『火の国格闘伝説 LEGEND 9』が、本年も6月19日(水)に熊本地震復興祈念イベントとして熊本市のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイにて開催される。
今回で9回目となるLEGENDのメインイベントは地元待望のカード。2017年のLEGEND 63kgトーナメントでダルビッシュ黒木を破って優勝した「やんばる将軍」マサ佐藤(名護ムエタイスクール、英雄伝説64kg級全アジア王者、西日本統一ライト級王者)と、昨年2018年のLEGEND 63kgトーナメントでフェニックス祥梧(現・栗秋祥梧)を1R KOで破って優勝を果たした「竜巻旋風脚」北野克樹(NJKF誠至会、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者)が、ICO認定インターコンチネンタルスーパーライト級王座決定戦にて激突する。
マサ佐藤は2018年に開催された「KING OF KNOCK OUTスーパーライト級初代王座決定トーナメント」に参戦し、1回戦で水落洋祐にヒジ打ちでTKO勝ちの番狂わせを起こして一躍その名を轟かせた。4月にはシュートボクシングに参戦し、元SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)と対戦したが、判定で敗れている。
北野は蹴り技を得意とし、2018年1月にWBC王座を獲得。2017年2月から6連勝を飾っていたが、2018年10月の『KNOCK OUT』で水落洋祐に判定で敗れた。4月のBOMではWBCムエタイ日本スーパーライト級王座の防衛戦に臨み、3冠王の実方拓海(TSK japan)を破って防衛に成功している。
LEGEND7、LEGEND8での主役であった両雄。LEGENDのファンからは、この2人の優勝者が戦えば、どちらが勝つのか? という声が多く上がっているといい、遂にファン待望のチャンピオンシップが実現する。
また、本大会の「熊本地震復興祈念」という趣旨に賛同し、新日本キックボクシング協会の絶対エース、江幡睦&江幡塁の江幡ツインズが、スーパーエキシビションマッチにて大会に花を添える。江幡兄弟はこれが九州初上陸。
そして、地元ヘビー級勢に韓国のプロレス王者ユン・ガンチョルを加えた4選手にてヘビー級ワンディトーナメントを開催。村元佑成(熊本)、森謙太(熊本)、長谷川獣兵衛(福岡、初代J-NETWORKヘビー級王者)、ユン・ガンチョル(韓国、NKPWA世界ヘビー級王者)の4選手が火の国最強の称号を懸けて激突する。
第1試合では、先日プロテストを合格したチャクリキ協会期待のスーパールーキー、現役高校生の竜義(チャクリキ武湧会)がプロデビュー。相手のストロング小林(契明ジム)もデビュー以来4戦4勝(4KO)無敗のハードパンチャーだ。