中井りんのtwitterより
MMA6連勝中の中井りん(修斗道場四国)が積極的な出稽古を続けている。
4月22日にTARGETキックボクシングジムで神村エリカとの2ショットをSNSにアップした中井は、「元世界チャンピオンのレジェンド神村エリカさんに御指導をして頂きました。光栄な時間でした。神村様有難う御座いました」と、神村から立ち技の指導を受けた時間を「光栄な時間」と記し、伊藤隆会長にも感謝の言葉を表している。
そして、24日にはパラエストラ柏に出稽古。鶴屋浩代表率いる同ジムには、扇久保博正、岡田遼をはじめとする数々のチャンピオンが在籍しており、そこで中井は、浅倉カンナと練習したことをアップ。
「浅倉カンナ選手を始めパラエストラ柏の皆様、私に良くして下さいましてどうも有難う御座いました。私は田舎に居て、いつも練習相手に困っていて、なかなか女性と練習する機会も無いので、今日は凄く嬉しかったです」と記すと、最後に「楽しかった」と、心底、東京での練習環境に刺激を受けた思いをアップしている。
ともに練習した浅倉も「中井りん選手が練習に来てくれました! すごく強くて刺激になりました。ありがとうございました! 強くて優しかった」と、中井の練習に取り組む姿勢に感銘を受けたようだ。
25日には名古屋で「HEAT48」を生観戦。
「HEAT48の大会凄く良かった。会場も大盛り上がりで、興奮と感動です。やっぱり格闘技の醍醐味はダウンさせKOしないといけないんだ!! 人生の全てを懸けて登場しオクタゴンに向かう花道を歩く選手は、まぎれもない今こそ最高に生きている輝きを放っている」と、「女子キックの年間ベストバウト候補」とも言われた村上悠佳vs.鈴木万李弥、アビラル・ヒマラヤン・チーターの初回KO劇に刺激を受けたことを語った。
27日に再び、パラエストラ柏で鶴屋怜らと練習し、「鶴屋先生の技術は世界最高峰のもの。私もこれを身につければ今までの何倍も強くなれる。いつも教えて貰えるパラエストラ千葉CNWの皆さんが羨ましいです」と、率直な思いを綴った中井。
そして28日には、HEATでも活躍した村上が所属し、パラエストラ柏勢とも交流のある、TEPPEN GYMに出稽古。
TEPPENGYMは、激アツでした🔥🔥🔥
— Rin Nakai 中井りん (@RinNakai2) April 27, 2021
みんなの志しと向上心と情熱で火傷しそうなくらいアツアツ❤です🤯
那須川天心選手、何年か前は私と同じ大会に出て仲良く話ししてくれたりしていたのに今は雲の上の人になってしまっていました、私など近寄り難いです(/_;)#激アツ#那須川天心#雲の上の人#中井りん pic.twitter.com/ZlQ34MzOzw
那須川弘幸会長自らミットを持つなか、中井は那須川天心や寺山日葵とも交流を持った。
「TEPPEN GYMに出稽古に行かせて頂きました。那須川会長自らミットを持って御指導頂き大変良い技術の習得になりました。那須川会長、誠にどうも有難う御座いました。TEPPENGYMは、激アツでした。みんなの志と向上心と情熱で火傷しそうなくらいアツアツです」と、生き生きとした表情を見せる中井。
続けて「那須川天心選手、何年か前は私と同じ大会に出て仲良く話ししてくれたりしていたのに、今は雲の上の人になってしまっていました。私など近寄り難いです」と、2016年年末の「RIZIN」でともに出場した思い出も記した。
那須川が初めてのMMAルールを戦ったその大会で、中井は57.15kg契約ながら、現UFCストロー級(52.2kg)で活躍する村田に唯一の黒星をつけている。
UFCではミーシャ・テイト、レスリー・スミスに判定負けでリリース。その後も愛媛で練習を積み、現在まで6連勝を飾ってきた。
中井は、「私にとって格闘技技術はお金では買えない程、他の何にもかえがたい貴重で大切な宝物の様なものなんです。TARGETキックボクシングジム様やパラエストラ柏様に感謝の念に耐えません。上京して毎日教えて頂いて幸せな毎日です」と、出稽古の日々を「幸せ」だという。
前戦は、2019年10月に計量オーバーで失格となったKINGレイナの代役として試合前日にオファーを受けて、DEEP JEWELSに緊急参戦、ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット(タイ)に1R 3分20秒、腕十字で勝利しており、1年6カ月間、試合から遠ざかっている
MMA22勝2敗1分の戦績で国内トップに君臨し続ける中井の次戦はいつになるか、注目だ。