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【HEAT】女子キックの年間ベストバウト候補、村上悠佳と鈴木万李弥が気持ちをぶつけ合って「初めて思えた」こと

2021/04/27 19:04
 2021年4月25日(日)名古屋国際会議場イベントホールで開催された『HEAT48』の第6試合KICKルールで、鈴木万李弥(志村道場)と村上悠佳(TEAM TEPPEN)が対戦した。 “流血のマドンナ”こと鈴木は2020年1月20日の試合で前十字靭帯損傷の大怪我を負い、入院とリハビリ生活、復帰へ向けてのトレーニングを経て約1年3カ月ぶりの試合となった。対する村上はRISEで5勝(1KO)2敗の戦績を持ち、今回初めて他団体に参戦した。  試合は1Rから鈴木が前へ出て得意のパンチを放っていき、村上が蹴りで迎え撃つという展開。村上の顔面前蹴りをもらって身体をのけ反らせながらも、一歩も退かず前へ出て攻撃を続ける鈴木に、村上も右ストレート、顔面前蹴り、テンカオを次々とヒットさせて前へ出る。両者足を止めての意地の張り合いのような打ち合いも見せ、両者の気持ちの強さがぶつかり合う熱戦となり、判定2-1の接戦で村上が勝利。  4月17日に後楽園ホールで開催された『RISE148』の第3試合、小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)vs平岡琴(TRY HARD GYM)も激しい打ち合いとなり、早くも「女子の年間ベストバウト」との声が上がっていたが、今回の村上vs鈴木もその声にふさわしい熱闘であった。  試合後、両者はそれぞれ自身のSNSに試合についての投稿。村上は「鈴木選手との殴り合い、楽しかったなぁ。痛かったけど。初めて思いました。お互いの気持ちのぶつかり合い。やってる自分が感じるくらいぶつかってた。楽しかったです」と、殴り合いをして初めて“楽しかった”と感じたという。  一方、鈴木は「みんなに勝利をプレゼントしたかったなぁ…悔しいなぁ。でも無事復帰戦できてよかった!」と試合に負けた悔しさはありながらも、大怪我から無事復帰できたことを喜ぶ。  続けて「村上選手と試合、楽しかった! 試合で初めて楽しいって思えた! たくさんの応援団に勝利を見せたかった、ごめんね。村上選手ありがとうございました、相手がいるからできる競技!」と、村上へ感謝を述べると共に村上同様「試合で初めて楽しいって思えた」と楽しさを感じたと綴った。
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