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朝倉未来に魔裟斗が「世界最高峰を目指すべき。俺とKIDみたいに立ち技でビッグマッチも」×未来「K-1王者とやってみたい」=対談&ミット打ち公開

2021/04/21 13:04

(魔裟斗は)ありえない組みの強さ。総合でもやってたら強かったんだろうなって(未来)

 右利きサウスポーの未来に、前手の右ジャブの使い方を「ナックルを返すときに肩を入れて打つ」と指導する魔裟斗。得意のアッパーでは、ガードの隙間を縫うように「アッパーは小指で当てる」と、そのコツを伝授している。さらに「KOパンチ」というフックでは、前足をインサイドに踏み込む動きを、未来と何度も繰り返した。

「いつもはもっと体重を乗せているでしょ」という魔裟斗は未来に力を出すように求めると、未来は伸びる左ストレート、力強い右フック、左ミドルを披露。

 魔裟斗は目を輝かせて、「おおー、パンチあるわ。蹴りも強い。これ倒れるわ。フックも強い。K-1でやって欲しい。身体はそんなに筋肉質じゃないけど、背筋力あるよね。練習しないでこれだから(笑)。全然、打撃でも現役のK-1ファイターに負けてないよ。ものすごい強い。K-1ファイターと質が違うけど当たれば倒れる。今日は朝倉未来の強さの秘訣が、組んで分かった。パンチも蹴りも強い」と絶賛した。

 なおも動画で魔裟斗は、「未来選手とは似ているところがあって。僕も小さい頃にまわしを着けて相撲をやっていた。動画でなかやまきんに君が未来選手に速攻、投げられていたので、相当、腰が強いんだな、体幹が強いなって思って。そこで…ちょっと組んだ感じを(知りたい)。俺も首相撲はムエタイのタイ人と組んだので、結構強い方ではあったけど」と、急遽、未来との組み技スパーリングを敢行。

 腰の強さに定評がある未来をして「びっくりしました。組みもめちゃめちゃ強い。いや、ありえない強さですね。総合でもやってたら強かったんだろうなって」と驚かせる組み力を、魔裟斗も見せている。

 手合わせを終えた魔裟斗は「久しぶりにこんなにパワーある選手に出会った」と語ると、あらためて未来に「日本で終わったらもったいない。アメリカへ行った方がいいよ。やっぱり最高峰の舞台で戦わないと後悔するよね。これからの朝倉未来、さらに強くなっていくんで、UFCのチャンピオンに、もしくは立ち技でそういうビッグマッチもあったら楽しみじゃないですか。俺とKIDがやったみたいに。ここにもいますよ、立ち技でも通用する男が。そんなビッグマッチを組んで、元気のない日本をね、選手のみんなに元気にしてもらいましょう! 楽しみにしています」と、期待を寄せている。

 このほかにも、両者のチャンネルでは、魔裟斗のKID戦の秘話、そして「初めて話す」という引退時の状況、未来とRIZINの出会い、武尊vs.天心の予想などに触れており、必見の内容となっている。

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