キックボクサーの“辻井三姉妹”が、2026年の念頭にそれぞれの目標を掲げた。
【写真】ONEのオープンフィンガーグローブムエタイに挑戦した和奏(C)ONE Champioship 長女の辻井和奏は空手を経て2021年にキックボクシングでプロデビューし、タイでタイ国イサーン&ラーナー王座、KARALEボクシングスタジアム王座とローカルタイトルを2つ獲得。昨年10月22日には、和奏がスック・ワンキントーン女子フライ級王座決定戦、妹の和花がKROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級タイトルマッチにそれぞれ挑み、勝利して姉妹で同日にチャンピオンになったことが話題となった。
2024年2月には『RWS』に初出場、ペットジュンチャイに完璧な試合運びで判定3-0の勝利を収めた。6月のスックワンキントーンでもトゥン・セッペンを2RでKOし、7勝(2KO)1分と無敗記録を更新。しかし、11月に初参戦した『ONE Friday Fights』でタンタンに判定負け、プロ初黒星を喫した。2025年1月、鈴木咲耶を破りスック・ワンキントーン王座を初防衛後、王座を返上して「次のステージに行ってもスックワンキントーンの初代フライ級チャンピオンの名に恥じないように精進します」と新たなステージへ進むことを宣言。東洋大学に通うJDキックボクサーで、168cmの長身を誇る。戦績は9勝1敗1分。
【写真】王座決定トーナメントでは準決勝敗退するも、ベテランの平岡を相手に善戦した和花 次女の和花は極真空手で20戦17勝、RISEのアマチュア大会RISE NOVAの全日本女子トーナメントで2021年に-47kg級優勝、KNOCK OUTアマチュア大会-47kg級優勝などの成績を収め、2022年10月の『RISE』にて16歳でプロデビュー。2023年10月には松本徐倫を破り僅か4戦目にしてKROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級王座に就いたが、2025年4月の初防衛戦で菊地美乃里に敗れ王座を失った。
5月に開幕した「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」では1回戦でホープの岩永唯伽に勝利。準決勝でベテランの平岡琴を相手に延長戦まで粘ったが判定で敗れた。Instagramの総フォロワー数が56.2万人で海外にも多くのファンがおり、インフルエンサーとしても活躍。2025年には『週刊プレイボーイ』からデジタル写真集も発売された。アメリカの芸能事務所VODAに所属している。戦績は5勝4敗。
【写真】高校3年生となり、満を持してプロデビューを目指す愛和(C)辻井愛和 三女の愛和はまだアマチュアで、クイーンズファイト45kg王座を獲得。3月から高校3年生となる。
その辻井三姉妹の2026年の目標は、愛和が満を持しての「プロデビュー」、和花は「赤いベルト(※RISE)を目指す!」、和奏は「天下統一」だという。和花は引き続きRISEのベルトを狙うということで、愛和がどの団体でデビューするのか、和奏の次のステージはどこになるのか、注目される。
また、辻井三姉妹は所属ジムのBRING IT ONパラエストラAKKにて女子だけの練習会を定期的に開催するなど、女子キックボクシングのレベルアップに務めている。