MMA
インタビュー

【ONE】ハム・ソヒと対戦するデニス・ザンボアンガ 「私が真のナンバーワンであることを証明します」「イツキはサプライズが多い」「友達のスタンプとは試合したくないけど……」

2021/04/13 21:04

イツキはサプライズが多い。決勝まで勝ち上がる可能性が高い

──グランプリ参戦の全選手が強豪という中で、試合に向けて、どんなマインドセットで臨みますか。

「8人の選手の中でも自分が最強、自分がナンバーワンの女子アトム級ファイターということを証明しに行く、という気持ちです」

──メン・ボー選手がトーナメント表の反対側にマッチアップされたことはどういう気持ちでしたか。

「私は誰とでも試合する準備はできています。メン・ボー選手と同じ側になるのでは、と思ったけど、実際は違いましたね。でも、対戦する可能性はまだあります」

──ハム・ソヒ選手とのグランプリ初戦は、「世界最強のアトム級選手である」ことを証明できるチャンスとも言えます。

「私が真のナンバーワンだって証明しますよ」

──トーナメント表のもうひとつの山で最後まで駆け上がるのは、どの選手だと思いますか。

「本当に全員が強くて、各国のベストファイターが選ばれている感じがするので難しいですね。選ぶとすれば、平田樹選手かメン・ボー選手ですね」

──平田樹選手のインスタグラムに「Good luck to us」とコメントしていましたね。2人とも勝ち上がれば、決勝戦で当たります。平田樹選手の印象を教えてください。

「平田樹選手は、決勝まで辿り着くチャンスを得る可能性が高いと思います。良い選手ですよね。オールラウンダーだし、グラウンドでも強い。試合ではいつもサプライズが多い気がします。だから彼女は決勝まで勝ち上がる可能性が高いと感じます」

──自分以外のマッチアップで、グランプリで誰が一番強い選手だと思いますか。

「スタンプ──でも全員、強いと思います」

──ファン目線から見ると、どのマッチアップが一番楽しみになると考えますか。

「平田樹とONEデビュー選手の試合ですかね」

──そのアリース・アンダーソン選手の印象はいかがですか。

「あまりよく知りませんが、ベテランファイターであると聞きました」

──4月の「ONE on TNT」大会でもいくつか大きい試合があります。同じフィリピンのアウンラ・ンサン選手対ビタリー・ビグダシュ選手の試合はどうなると考えていますか。

「アウンラ選手が復活して、勝つと思います」

──プロ8戦無敗でここまでたどり着きました。無敗を維持することについてプレッシャーを感じますか?

「自分ができる限りそのまま無敗で行きたいです。無敗をキープするのは難しいですが、頑張ります!」

──フルコンタクト空手&柔術のバックボーンを持つお兄さんのドレックス・サンボアンガ選手との、試合に向けた準備はいかがですか。

「準備は絶好調です。チームとゲームプランを立てていて、兄も私のスキル向上に協力してくれています。とても力になっています。兄は格闘技を始めた頃からそばにいるので、私の強みも弱みも理解していて、いつも助かっています」

──今回、ション・ジンナンvs.ミッシェル・ニコリニの女子ストロー級選手権試合をメインイベントにして、ONE史上初のオール女子大会となります。そのことについてのお気持ちをお聞かせください。

「そうですね。初めてのオール女子大会ということで、とても歴史的なイベントになるなと感じます。今までで一番のイベントになるだろうなと思います。最強の女子アトム級ファイターが集まるので、自分にとってもとても良いチャンスです」

──フィリピンの女子選手たちにとって憧れの存在かと思います。プレッシャーに感じますか?

「少し感じますが、自分の国を代表することができることを、誇りに思っています」

──あらためて、ハム・ソヒ選手との試合で、ザンボアンガ選手にどんなことに期待すべきですか。

「デニス・ザンボアンガのこれまでとは違う、ベスト・バージョンを期待してください! 5月28日をお楽しみに!」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント