チャンピオンになったら、その日付をタトゥーにしたい
──2月22日の「Road to ONE」ではメインを務めました。次は5月28日の女子のみの大会「ONE: EMPOWER」で戦いますが、女子格闘技を通じて、日本のファンや世界中のファンたちに自信や希望を与えられると思いますか。
「もちろん、与えられると思います。このグランプリは世界中が注目しているので、そこは凄い大きなことだと思います。女は強いぞってところを見せたいと思います」
――次の試合で見てもらいたい点は?
「自分のファンは海外の人が多いんで、おとなしい試合よりかは、激しくぶつかり合う試合をしたくて、自分の気持ちの強さを見てもらいたいです」
──これまでの試合は全てフィニッシュしていると思います。連続フィニッシュの記録は平田選手にとって大切ですか? それを女子アトム級ワールドグランプリでも続けていきたいですか。
「大事だし、判定よりかはフィニッシュの方が自分でも納得できます。グランプリでも勝ち続けるためにも、しっかりフィニッシュを狙いたいです」
──女子アトム級ワールドグランプリの初戦に勝ったら、どんなタトゥーを入れる予定ですか。
「もし、グランプリでチャンピオンになったら、その日の日付をタトゥーにしたいので、グランプリの1回戦、2回戦では入れずにチャンピオンになるまでお預けしようかなって思っています」
──若松佑弥選手が、4月22日の「ONE on TNT 3」に出場します(※上久保周哉も出場決定)。同世代の選手が同じONEで戦っていることはモチベーションになりますか。また、「ONE on TNT」でほかに気になっている試合はありますか。
「若松さんは親交が深いので、良いモチベーションになっています。自分の試合の前に若松選手のTNT大会での試合を観て、自分の試合までのモチベーションもすごい上がるなと思います。ほかに気になる試合は、若松選手もそうだし、デメトリアス・ジョンソン選手もそうだし。やっぱアメリカの地上波って凄いいいなって思うし。自分の相手もアメリカ人なので、アジアだけでなく北米の方にも自分の名前が知られるっていいなあって、羨ましくも思っています」
――平田選手から見た女子の格闘技の魅力はなんでしょうか。
「格闘技って男の人のものっていうイメージがあるんですけど、女子の選手でこうやって戦って、かっこいい姿を見せられるってところは一番魅力的で、普段とは全然違う自分になれるところも好きです。格闘技を好きでやっているってところも。それを一般の女性からかっこいいって言われるのが結構好きなので、そこは魅力があるなと思います」