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【PANCRASE】手塚基伸が勝利し、バンタム級ベルト獲りとRIZIN挑戦をアピール、名田英平が判定勝ち、太田裕稀が一本勝ち

2021/04/05 17:04

 2019年にDARANI DATE、立成洋太、葛西和希を下し、ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝を果たした名田。2020年12月の「TTF Challenge 09」では高橋孝徳に判定負けしており、4カ月ぶりの再起戦となる。

 GRABAKAの小森は、2018年12月のFighting NEXUS 2連勝から、2019年はPANCRASEで2勝1敗も林大陽、透暉鷹、林優作を相手に3連敗中。再起を果たせるか。

▼セミファイナル フェザー級5分3R
〇名田英平(総合格闘技道場コブラ会)
[判定3-0] ※島村29-28/加納29-28/鶴和29-28
×小森真誉(GRABAKA)

 1R、ともにオーソドックス構えから。右ローから入る名田。その3発目を詰める小森は四つに組んで小外がけテイクダウンでサイドに。腰を切りフルガードに戻してロープを背に立ち上がる名田。左右ミドルは小森。名田は右カーフキックを打つ。再び組む小森。両脇を差し返す名田は、小森が頭を下げたところにギロチン狙い。そこにヒザも突き上げる。名田の左ミドルの打ち終わりに組み付く小森だが、逆に名田が小外がけテイクダウン。サイドに回るが、小森は亀から立ち上がるも、尻下でクラッチ組む名田がリフトし再びテイクダウンを奪い、ゴング。ジャッジ2者が10-9で名田のラウンドに。

 2R、右を突きシングルレッグに入る小森を切る名田。小森の左ミドルの打ち終わりに右ストレートも突く。左ダブルも突く名田に組む小森。差し返して離れる名田は、左ストレートの飛び込み! 小森のワンツーをかわし右から左を当てる。右カーフを当てる名田。その2発目を掴みにいく小森だが、切る名田はさらに右カーフキック。3発目のカーフを詰めてテイクダウンは小森。名田の立ち上がりにスタンドバックにつくが、名田はコーナー際で正対。

 3R、詰める小森は左右を連打し前へ。組んで脇を潜りスタンドバックについて右足をかけるが、その右足にヒジを落とす名田。ブレーク。

 大きな右を振り組む小森。四つからワンツーの連打で左を当てる小森がコーナーに詰めるが、頭が下がると名田はギロチンからがぶりヒザ蹴り! 中腰のまま連打を受けた小森は頭を上げると四つからボディロック、小外がけサバ折りテイクダウン! そのままマウントを奪い、肩パンチから振りかぶってパウンドも、その際で亀になる名田。そこに背中についていく小森がバックを奪うが、すぐに名田が腰をずらして正対上に。インサイドガードから名田がパウンドしてゴング。

 判定は3-0(29-28×3)で名田が勝利。再起を果たした。

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