2021年3月13日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT~The REBORN~』の前日計量&記者会見が、12日(金)都内にて行われた。
今大会から開幕する「KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント」で対戦する、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)はリミットちょうどの65.00kg、久保政哉(Monolith)は64.80kgでパス。宮越慶二郎(拳粋会宮越道場/元WBCムエタイ・インターナショナル ライト級王者)は64.60kg、与座優貴(橋本道場)は64.80kgで同じく1回目でパスした。
続いて行われた記者会見でのコメントは以下の通り。今大会で勝ち上がった2名は5月22日(土)東京・後楽園ホール大会でトーナメント決勝戦としてKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定戦で対戦する。
(写真)鈴木千裕(左)vs久保政哉――明日の試合への意気込みを。
久保「明日を控えているんですけれど、ここでわざわざ新しいことを言うことはないので、いつも通りの実力を発揮していい試合をしたいと思います」
鈴木「明日の意気込みは、自分を応援してくださる方々全員に僕の勝つ姿を見せるので、皆さんが期待しているような試合が出来るように練習してきたのでそれを見せます」
宮越「明日は何が何でも勝つということで。内容と言うよりは明日は結果で泥臭く勝とうと思います」
与座「明日は勝つことはもちろん、明日だけじゃなく決勝も勝ってチャンピオンになると決めて練習してきたのでそれを見せたいと思います」(写真)与座優貴(左)vs宮越慶二郎――目の前にあるベルトへの想いは?
久保「デザインがカッコいいなっていうのがまず1個ありまして、現物見るとイメージも濃くなってさらに欲しいベルトになりました」
鈴木「めちゃカッコいいですね。チャンピオンになる前に持っちゃいます。重っ! これが似合うのは俺しかいないので楽しみにしていてください」
宮越「金がかかっていると思いますね。厚みもあってチャンピオンになったら暑いかなと思うけれど巻きたいなって思います」
与座「カッコいいのはもちろんですが、このベルトに合うような強さと人間性を備えてチャンピオンになりたいと思います」
――久保選手と鈴木選手は第1試合ですが、大会に火をつける気持ちは?
久保「興行の一発目なので盛り上げてほしいというのがあると思うんですけれども、鈴木選手の爆発力を期待した1試合目だと思う。僕よりも鈴木選手のそういうところが見たいのかなって思惑もちょっと感じたんですが、1試合目で間違いなく盛り上がるので、僕も盛り上げられるように頑張るし、しっかりKO勝ちして5月に弾みをつけたい」
鈴木「自分が一番思っているのは、第1試合目ってけっこう会場のお客さんがガラガラなんですよ。でも僕の試合を見逃したことによって、あの時に生で見ておけばよかったなって絶対に後悔するんで。今から言っておきますよ、マジで後悔するんでね。第1試合、僕のファンの方も僕のファンじゃない方でも『なんだあのペルー人』って思っている方でもいいので、第1試合から会場へ来ちゃってください。絶対に後悔しないと思うので。だって俺は倒すか倒されるかの二択しかないんだから。お楽しみに」
――どのように勝つイメージをしている?
久保「結果としてKOするのが一番興行的にも僕の評価的にもいいと思いますが、あくまで自分のスタイルを貫いてみんながやるような雑な打ち合いでKOするのではなく、技術を見せたうえで相手を追い込んで倒したいです」
鈴木「僕は今日まで練習してきて学んだことがめちゃくちゃあって。先輩方から教えてもらったことや自分自身が見つけて勉強したこととか、それが全部正しかったんだよってことをリングの上で証明したくて。今回の自分の中のテーマは先輩と僕を支えてくれている人たち全員に、いつも思っていますが改めて感謝の気持ちを持ってリングに上がるので、その気持ちを持ってさえいればKOできると僕は信じているので、それを一発目からやろうと思っているのでお楽しみに」
宮越「明日は43戦目になるんですが、43戦のキャリアの中で培ってきた技術を出したいと思います」
与座「明日は厳しい試合になるのかなと思っていて、倒しても判定でもラクな試合じゃないので気持ちを見せて勝ちたいなと思っています」