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5月17日(金)、シンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Champioship「ONE: Enter The Dragon」に、新たに内藤のび太、V.V Mei、中原由貴の出場が発表された。
同大会ではメインで「ONE世界ライト級選手権試合」として、王者・青木真也が挑戦者クリスチャン・リーを相手に初防衛戦に臨むほか、「ライト級ワールドGP準決勝」のアリエル・セクストンvsザイード・フセイン、さらにジョルジオ・ペトロシアン、ペットモラコット、アンディ・サワー、ジョー・ナタウット、ヨードセングライ、サミー・サナ、シャバル・アスケロフ、エンリコ・ケールの強豪8選手が参加する「フェザー級キックボクシング・ワールドGP1回戦」4試合も行われる。
内藤のび太は、2018年9月にジョシュア・パシオに判定で敗れ、ストロー級王座陥落。2019年3月8日のヤンゴン大会でもレネ・カタランにも1R TKO負けを喫しており、約2カ月を置いての再起戦でどこまで心身ともに戻せるか。
2連敗中の内藤の相手は、過去1勝1敗のアレックス・シウバとなった。2018年5月のシウバとの前戦では、内藤がスプリット判定勝ちを収めている。
ストロー級の現王者は4月大会で猿田洋祐を4R KOに下し王座を奪取したジョシュア・パシオ。内藤とシウバの元王者同士の対決は、ストロー級王座戦線の生き残りマッチとなる。
V.V Meiは前戦3月の両国大会でクセニヤ・ラチコヴァに3R腕十字で一本勝ち。今回は2月のシンガポール大会で対戦予定だったメン・ボーとの仕切り直しの一戦に臨む。メン・ボーはONEデビュー戦。中国の「Glory of Heroes」では、2018年5月のメロニー・ヘウヘス(元Krush女子-50kg王者)戦以降3連勝中だ。
アグレッシブに前進し、力つ強いダブルレッグでテイクダウンを奪いパウンドを放つメン・ボーはMMA13勝5敗。Invicta FC出場のギャビ―・ロメロ、ROAD FCで藤野恵実がスプリット判定で勝利しているアリーニ・サテルメイヤーには黒星を喫している。V.V Meiにとっては、ファイトスタイル的に似た部分もあるため、スタンドでのステップ、打撃で翻弄し、テイクダウンの勝負で優位に立ちたい。
PANCRASEフェザー級2位の中原由貴は、ONE2戦目でゲイリー・トノンと対戦する。2月大会でエミリオ・ウルティアとの打撃戦を左ストレートKO勝ちで制した中原は、当初、組み技系の実力者との試合が決まっており、今回の対戦相手変更にも調整に余念がない。
対するトノンはグラップリングではクロン・グレイシーを追い込み、マーチン・ヘルド、青木真也にも一本勝ちする強豪グラップラーだが、3月の両国大会ではオランダのアンソニー・アンゲレンを相手にテイクダウンからマウント&パウンドでTKO勝ち。ポジショニングにおいて絶対の自信を持つ。
中原はSNSで「型にはめた方が勝つ試合だと勝手に思ってます。もちろん向こうの方がその術は多いと思うし、精度も高い。そんな事は百も承知でサインしました」と語っており、フィニッシュに至る段階で打撃戦も厭わないグラップラーのトノンに強打の中原がいかに「型にはめる」か。注目の一戦だ。
しゃー
— 中原由貴/YoshikiNakahara (@yoshikinakahara) April 22, 2019
発表された!
過去最強!
相手にとって不足無し!笑
売名なら変わる前より美味しいと思ってます。笑笑
倒す。 https://t.co/4MOBWFIO3s
◆ONE Champioship「ONE: Enter The Dragon」
5月17日(金)シンガポール・インドアスタジアム
▼ONEライト級(※77.1kg)選手権試合 5分5R
青木真也(王者/日本/イヴォルブMMA)※初防衛戦
クリスチャン・リー(挑戦者/シンガポール/イヴォルブMMA)
▼ONEライト級(※77.1kg)キックボクシング王座決定戦
ニキー・ホルツケン(オランダ)
レギン・アーセル(オランダ)
▼ONEライト級(※77.1kg)GP準決勝 5分3R
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
アリエル・セクストン(コスタリカ)
▼ONEウェルター級(※83.9kg) 5分3R
セージ・ノースカット(米国)
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
▼ONEストロー級(※56.7kg) 5分3R
アレックス・シウバ(ブラジル)
内藤のび太(パラエストラ松戸)
▼ONE女子アトム級(※52.2kg) 5分3R
V.V Mei(和術慧舟會GODS/RIKI GYM/HybridFighter)
メン・ボー(中国)
▼ONEフェザー級(※70.3kg) 5分3R
ゲイリー・トノン(米国)
中原由貴(マッハ道場)
▼ONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング・ワールドGP一回戦
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)
▼ONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング・ワールドGP一回戦
アンディ・サワー(オランダ)
ジョー・ナタウット(タイ)
▼ONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング・ワールドGP一回戦
ヨードセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
サミー・サナ(フランス)
▼ONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング・ワールドGP一回戦
シャバル・アスケロフ(ロシア)
エンリコ・ケール(ドイツ)