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【RIZIN】朝倉未来が弥益ドミネーターとの対談でGPのワンナイトトーナメントに苦言、弥益との“再戦”も実現

2021/02/11 16:02

自分は試合中に「歩いている」感じ(弥益)

 GPに向け、各選手を分析する朝倉は、対談で弥益のスイッチステップにも注目。

「萩原選手がカーフキックを打ってきても、ドミネーター選手はスイッチできる」と指摘すると、「そこはもう的を絞らせないように」と弥益も当てさせない、と自信。

 朝倉は自身が対峙した経験から、「めちゃめちゃやりにくかったですね。普通の人はだいたい同じ構えでずっと戦うのが、左右使うタイプなので“右に慣れてきたな”と思ったときにサウスポーとかに入れられたりして戸惑う」と、弥益の独得のスイッチを語り、「(左右)2つできるのはすごいですね。器用なんですか」と、自身も時折見せるスイッチスタンスについて聞いた。

 弥益は、「2つやっている認識は無くて、単純に足をバタつかせているというか……歩くときって絶対にスイッチしているじゃないですか。自分は試合中に歩いている感じなんですよ。右構えにしている・左構えにしているという認識はそんなになくて、単純に歩きながら打撃を出すという認識でやっている。ちゃんと基礎を習ってこなかったんで、こんなことになっちゃうんですよ」と、謙遜しながら、その独特のステップを説明。

 朝倉が「芸術ですね。利き手は右手ですよね。大晦日はサウスポーも多かったですけど」と聞くと、「サウスポーを多めにしましたね。(未来の)左の蹴りが怖かったんで」と、朝倉の強みであるサウスポー構えからの左の蹴りを警戒していたことを語った。

 ともにサウスポー構えから、利き手である前手の右フックも得意とするが、そのステップからの打撃について、朝倉は「UFCファイターのドミニク・クルーズもそういう戦い方をするんですけど、結構珍しいタイプなんで、対戦相手は今までにない感じになっちゃうと思うんですよね」と、弥益同様に、ドミニクの左右スイッチと角度をつけたステップ、そこに打撃と組みを混ぜた戦い方に注目してきたことを明かした。

 感想戦は続く。「それで寝技も武器を持ってるんですよ。僕とやったときもアームロック狙ってましたもんね」と、組み際で弥益が腕を極めるためのクラッチを狙っていたと問うと、弥益も「それしか狙ってなかったです」と吐露。「僕もそれだけを気を付けてた(笑)。左手を取られそうだなって思って。センタク挟みとかも使いますよね」という朝倉に、弥益は「最悪、跳びついてやろうかなって思ってました。その隙も無かったですね」と、試合中の駆け引きについて、両者は語った。

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