2021年2月7日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.1』の前日計量&記者会見が、6日(土)都内にて17:00より行われた。 ダブルメインイベント第1試合で対戦する、SB日本フェザー級王者・笠原友希(シーザージム)は57.5kg、REBELSのエース格・栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)は57.55kgで、それぞれリミットの58.0kgをパス。この試合はシュートボクシングvs REBELS3vs3対抗戦の中堅戦となる。
その後の会見で栗秋は「今大会、こうやって対抗戦としてSBのリングに呼んでいただきSBの関係者様、そしてREBELSの皆さまありがとうございます。今回に向けてしっかり練習してきたし、ヒジなしと言うことでパンチとキックを活かしてぶっ倒して、しっかりした勝ち方を見せようと思っています」とKO宣言。
笠原は「まずダブルメインイベントとして自分たち兄弟を選んでいただきありがとうございます。相手はREBELSの強豪ですが、しっかりとSBの王者の強さを見せます。あとTwitterで僕のことを殴り殺すとかおこちゃま王者だとかいろいろ言われているんですが、強さを見せて負けないように頑張ります」と、栗秋に強さを思い知らせると話した。
改めて対戦相手の印象を聞かれると、栗秋は「前回SBの王者になったと思いますが、日本トップの選手がまた一人増えたなってことと、スピードもテクニックもあってこれから上がってくる選手だと思いました」、笠原は「凄くいろいろな強豪選手と対戦していて、テクニックもパンチ力もあって凄く強い選手だと思います」と互いに相手を強い選手と認め合う。
栗秋は「ベルトを獲ってからがスタートだと思うので、ベルトを持った選手だったり、僕も含めてどんどん当たっていくのかなって印象もありますし、そこはしっかり壁になってやろうかなと思うので僕を倒すのはまだ早いんじゃないかなと思う」と、王者になったばかりの笠原の壁になってあげるという。
その言葉に笠原は「自分もベルトを獲ってからがスタートだなと思っているので、しっかり壁ではなく踏み台になってもらってもっと上の存在にいきたいと思います」と返答した。
今回はSBルールでの試合ということで、SBで認められているテクニックの全て使って戦うのか、それともあえて相手の土俵で打撃のみで戦うのかを聞かれると笠原は「今回はSBのリングなのでチャンスがあれば絞めや投げを見せられるところでは見せたい」と、フルに使ってSBを見せたいとした。
それに対して栗秋は「投げに関しては練習していないので何とも言えませんが、投げられたら投げ返す、殴られたら殴り返す。それくらいの気持ちを持って立ち向かいます。REBELS側の選手のアツい気持ちをリングの上から皆さんに届けられたらと思います」と、投げられても一歩も退かない戦いを見せたいと意気込んだ。 また、栗秋は「9割が女性ファン」というほどのモテ男。シュートボクシングの名物でもあるセクシーラウンドガールたちをも魅了する自信があるかと聞かれると「ノーコメントです」と苦笑しながら答えるも「REBELSのラウンドガールの方が可愛いです」と、ここでも対抗意識を見せた。