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【K-1】木村ミノルをダウンさせたアビラルが2度目の参戦で小鉄と、無敗の高梨knuckle美穂はMARIと対戦

2021/02/06 01:02
 2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K'FESTA.4 Day.2』の対戦カード発表記者会見が2月5日(金)都内にて行われた。  スーパーファイトのK-1スーパー・ウェルター級3分3R・延長1Rで、小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)vs第4代HEATミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)が決定。  K-1ジム琉球チーム琉神の代表である小鉄は2008年にプロデビューし、14勝(9KO)16敗の戦績を持つベテラン選手。2020年11月の福岡大会では絢太を右フックでKOした。  アビラルは2016年1月に来日し、4月からキックボクシングを始めてキャリアは4年。2020年1月にHEATミドル級王座を獲得し、9月には初防衛にも成功している。12月のK-1両国大会で初参戦を果たすと、1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。戦績は9勝(8KO)2敗。  小鉄は「僕は今、沖縄に住んでいて、沖縄に移ってから1年ちょっと経つんですけれど、いろんなことがいい感じに流れている感じがしています。ファイターとしてもまだ伸びていると思うので、今回は進化した自分を見せたいと思っています」と挨拶。 「最初は対人練習ができない状況が続いていたんですが、最近は沖縄でも練習相手が増えて、同じ階級の選手ともスパーしたり、ジムに選手が入ってきたので対人練習ができています」と練習環境が整ってきたと言い、アビラルについては「印象は危険なパンチを持っていて、気持ちも強いと思う。普通にいい選手だと思います」と評した。  そして「今回は緊張感あるスリリングな試合を見せられると思うので、目を離さないでほしいのと、僕はいろんな期待を背負っているので、その期待を胸にしっかりいい勝ち方をしたいと思います」と好勝負を約束。  対するアビラルは「K-1の2戦目、K-1年間最大のビッグマッチ『K'FESTA』に出られることは嬉しいし、K-1の皆さんにありがたいと思います。今回はしっかり試合勝ちます」と日本語で挨拶。  2度目のK-1に向けて「木村選手との試合が終わって勉強になることがいっぱいありました。僕はまだまだだと思って、フィジカルも全然まだまだ。そこからフィジカルや経験値も練習も上げていって、今回は新しい自分を見せたいと思います」と、前回から進化した姿を見せたいという。  小鉄については「K-1福岡大会の試合を見て、テクニックもあってベテラン選手で…そんな感じです。でも、倒しやすい選手だなと思います。今回は僕のKOショーを楽しみにしていてください」と言い放ち、「12月の試合はTKOで負けましたが、今回はしっかり新しい自分を見せて、僕のKOショーを見せるので、会場までぜひ見に来てください」とアピールした。  女子の試合も組まれた。スーパーファイトのK-1女子ミニマム級3分3R延長1Rで、第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)と元NJKFミネルヴァピン級王者MARI(ナックルズGYM)が対戦する。  高梨は2018年9月に『KHAOS』でプロデビューし、強打を武器に4戦全勝(2KO)。2019年5月の第2代Krush女子アトム級王座決定戦でC-ZUKAをKOして王座に就き、同年10月にはパヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)を延長戦の末に降して初防衛に成功している。Krush女子アトム級王座は返上し、一階級上の女子ミニマム級に転向すると6月の真美戦でダウンを奪って勝利。9月のK-1ではMIOを判定で降し、K-1の洗礼を浴びせた。戦績は6勝(2KO)無敗。  MARIは2018年4月に百花を破り、NJKFミネルヴァ初代ピン級王座を獲得。シュートボクシングではMIO、MISAKI、女神といったトップクラスと拳を交えてきた。前戦は11月のREBELSに参戦し、ぱんちゃん璃奈に判定敗れている。戦績は11勝(1KO)23敗3分。  高梨は急遽所用で会見を欠席。MARIのみ会見に出席した。  これがK-1初参戦となるMARIは「負けてばかりの私がK-1のこのような大きな大会で、元Krush王者の高梨選手と試合させてもらえることに感謝しています。負けてばかりの私を変わらず応援してくださる地元をはじめとした関係者のみなさんに、勝って恩返しをしたいので、倒される覚悟を持って倒しに行きたいと思います」と挨拶。  試合については「高梨選手は映像を見たことがあり、無敗で凄く強い選手。常に強い選手と試合をしたいと思っているので、いいチャンスをいただいたなと思いました」と言い、「私もパンチが得意で、どんな選手と試合をしても、変わらずいつも通りの試合ができることが自分の強みだと思います。私のことを知らない人にも名前を覚えてもらえるようにインパクトがある試合をしたいと思います」と、高梨とのパンチ勝負でインパクトを残すとした。
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