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【NO KICK NO LIFE】崖っぷちの緑川創は高木覚清と、9連勝絶好調の加藤有吾は宮元啓介に挑む

2021/01/23 00:01
【NO KICK NO LIFE】崖っぷちの緑川創は高木覚清と、9連勝絶好調の加藤有吾は宮元啓介に挑む

岡山のトーナメントを制してますます勢いに乗る加藤(右)が55kg級トップの宮元に挑む (C)NO KICK NO LIFE All Rights Reserved.

 2021年2月24日(水)東京・TSUTAYA O-EAST『NO KICK NO LIFE 新章-雲外蒼天-』の対戦カード第三弾が発表された。

 INNOVATIONフェザー級王者・宮元啓介(橋本道場)とWMC日本スーパーバンタム級王者・加藤有吾(RIKIX)が56kg契約3分3Rで対戦する。


 宮元は小学4年生から空手を始め、数多くのタイトルを獲得。2010年1月、MA日本キックボクシング連盟でプロデビューし、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者を始め、これまで6本のベルトを獲得している。志朗、内藤大樹、那須川天心、工藤政英、江幡塁など国内55kg級のトップ選手とはほとんど対戦経験があり、空手仕込みの蹴り技を駆使して国内55kg級のトップ戦線に長く君臨している。12月のREBELSでは小笠原瑛作に惜敗し、今回が再起戦。戦績は34勝(11KO)13敗7分。


 加藤はジュニア時代から石井の指導を受け、プロデビューすると持ち前の強打で頭角を現し、2019年12月にWMC日本スーパーバンタム級王座を奪取。2021年1月のINNOVATION岡山ジム主催興行で行われた「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント」で、元山祐希と壱・センチャイジムを破って優勝している。現在9連勝中と絶好調。戦績は16勝(7KO)3敗。

 勢いに乗る加藤がトップクラスの宮元をも喰うのか、それとも宮元が高い壁となるのか。

 71kg契約3分3Rでは、緑川創(RIKIX)と高木覚清(岡山ジム)と対戦する。


 2005年デビューのベテラン緑川は、新日本キックボクシング協会で日本ミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得し、K-1 MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持つ。ムエタイの世界最高峰ラジャダムナンスタジアムのタイトルにも挑戦。日菜太には惜敗したがT-98には勝っており、国内ミドル級最強の一角として長く君臨している。近年はRISEに参戦し、ベイノアに勝利を収めるも海人と憂也に敗れ、今回再起を懸ける。戦績は50勝(24KO)14敗7分2無効試合。

 高木はINNOVATIONのスーパーウェルター級5位で、戦績は8勝(2KO)4敗1分。2019年9月のRISEで宮城寛克と引き分け、2020年11月の『スーパービッグバン2020』では第3代RISEミドル級王者・森田崇文から判定勝ちの金星を奪っている。

 実績も経験もはるか上の緑川を相手に、高木が番狂わせを起こすか。緑川が牙城を守り、連敗をストップするか。

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