▼第2試合 ウェルター級 5分3R
〇レイモンド・マゴメダリエフ(ロシア/ダゲスタン)
[1R KO]
×エドソン・マルケス(ブラジル)
マゴメダリエフは、コンバット・サンボの世界王者。ダゲスタン共和国の首都マハチカラ出身で、フリースタイル・レスリングを幼い頃から始め、後にコンバット・サンボなどの他の競技にも取り組んだ。
ロシアの軍隊時代は、多くの競技で大会に出場し、コンバット・サンボの世界王座に加え、カンフー・サンダ、近接格闘術などでタイトルを獲得した。2015年にプロMMAデビューし、6勝1敗。3つのKO・TKOと2つの一本勝ちをマークするフィニッシャーだ。
キックをキャッチされ片足立ちで、17秒でノックアウトを決めたこともある。2018年11月のONEデビュー戦ではジェームス・ナカシマに判定負けも2020年1月にジョーイ・ピエロッティにギロチンで一本勝ち。再起を果たしている。
マルケスはONEのニューカマ。修斗ブラジルなどで活躍しMMA9戦無敗。今回のONEデビュー戦では、7戦連続のKO勝ちを狙う。
1R、ともにオーソドックス構え。右ローを当てるマゴメダリエフ。マルケスの右に右カーフキックを当てるマゴメダリエフ! さらにじりじり詰めてワンツーの右! 一瞬でマルケスが後方に崩れ、パウンド1発。すぐにレフェリーが間に入った。
衝撃的なKO劇を見せたマゴメダリエフ。またもダゲスタン旋風がケージを席捲した。