▼第5試合 62.2kg 5分3R
〇カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
[判定3-0]
×キム・デファン(韓国)
アクメトフは、エスタキに判定負け後、マ・ハオビンとリース・マクラーレンに判定勝ちし、2連勝となっている。怪我の治療も完治しフライ級王座を狙う。
サーデュラエフ、若松佑弥を相手に判定で2連敗しているデファンは当初、和田竜光と対戦予定だったが、ダニー・キンガド戦を失ったアクメトフと対戦。
1R、サウスポー構えのアクメトフ、オーソドックス構えのデファン。左ミドルから入るアクメトフ。さらに右から左ストレート! さらに左ハイ! 左のオーバーハンドフック! 顔面にもらうするデファン。
首相撲からバランスを崩したのはデファン。さらに左ハイ。デファンも入れず。アクメトフは右のサイドキックでデファンを後退させる。デファンの入りに左ボディも突く。デファンの左の打ち終わりに左ストレートはアクメトフ! さらにデファンの入りにカウンターのダブルレッグテイクダウン! 立ち上がり下のデファンに大きなパウンドを狙う。
2R、右の跳びヒザで入るデファン。しかしそれを掴むアクメトフ。継ぎ足の右ミドルで入るデファン。しかし、アクメトフはガードの上を行く左ハイ! 倒れないデファンにさらに組んで金網まで押し込む。右瞼から出血するデファン。アクメトフは離れ際にヒザも!
右ミドルから入るデファン。左サイドキックも。しかし押し戻すアクメトフは右フック。デファンも右ミドルを当てる。いきなりの左ストレートはアクメトフ! さらにデファンの入りに右のサイドキック、関節蹴り。デファンは跳びヒザをヒット! しかしそれをキャッチしたアクメトフがテイクダウン。
3R、左フックをオーバーハンドで打つアクメトフ。さらに組み付き小外がげでテイクダウン! ハーフから鉄槌を打つ。下のデファンは再び出血もフルガードに戻す。ドクターチェック。
再開。下から蹴り上げを当てるデファン! クローズドガードの中に入るアクメトフは左足でまたぎハーフに。かんぬきからバタフライガードで浮かそうとするデファン。声を挙げながら右のパウンドを打つアクメトフ。出血したデファンが下のままゴング。
判定は3-0でドミネートしたアクメトフが勝利。ランキング3位の実力を発揮した。