▼第3試合 ライト級 5分3R
×アミール・カーン(シンガポール)
[判定1-2]
〇パク・デソン(韓国)
カーンは、MMA13勝7敗。2020年2月に江藤公洋に一本負けも、10月にラウル・ラジュにTKO勝ちで再起を果たした。この9月に父を亡くしたが、パク・デソン戦を辞退せず、試合に臨む。
デソンは、MMA10勝2敗。2017年のROAD FCでの下石康太戦での一本負け以降、ONEで江藤に2度のTKO勝ちを含む4連勝をマークしている。
1R、サウスポー構えのデソン。オーソドックス構えのカーン。右ハイはカーンもかわすデソンも二段蹴り狙い。左ローを当てるカーン。さらに右のダブルもバックステップでかわすデソン。カーンの前蹴りを掴んでテイクダウンはデソン! クローズドガードに入れるカーン。しかし立ち上がるカーンを再びテイクダウンするデソンはサイド、上四方からヒザ! 下から左で差して立ち上がるカーン。右ハイは空振り。デソンも左の後ろ廻し蹴りを見せる。
2R、左インローはデソン! カーンは圧力をかけながら右フック狙い。そこにデソンはカウンターの左クロスを狙う。スイッチして歩いて右ハイを打つカーン。さらに左ロー。デソンの入りに右を刺すカーン。しかし組むデソンは小外がけを合わせてテイクダウン。カーンはクローズドガードの中に入れる。デソンのサイドに回る際に立ち上がったカーン。デソンは太腿を叩いてから左ロー。カーンも左ローを返す。
3R、詰めて左ハイはカーン。ブロックするデソンだが、カーンの右ミドルにステップバック。カーンの左ローにシングルレッグから軸足を払いテイクダウンはデソン! しかしカーンも蹴り上げから金網まで這いすぐに立つ。右前蹴りはカーン。その蹴り足を掴んでテイクダウンはデソン! サイドを奪うと右で枕を巻くが、カーンはケージウォークで後転し立ち上がり! カーンの右にカウンターの左を狙うデソン。追うカーンは左右の蹴りで前に。さらに左ジャブを当ててゴング。
カーンの前に出る打撃、デソンのテイクダウン&カウンターはいかに評価されるか。判定は2-1でデソンが勝利。5連勝を決めた。