MMA
インタビュー

渡辺華奈がBELLATORとの契約、米国デビュー戦の時期、今後のプランを語る「強い選手とやりに行く」

2020/12/25 12:12

日本人のストロングポイントは絶対にある


(写真)BELLATOR MMA

――Bellatorの同じ階級の選手たちはどれくらいチェックされていますか?

「いや、まだそこまでチェックできていないですね(苦笑)。これから勉強します」

――どの辺りの選手からやっていきたいと考えていますか?

「上の方の選手とやりたいです。強い選手とやりに行くので、守ってもしょうがないです。挑戦なので。段階を踏んでいきたい気持ちもありますけれど、いきなり強い選手とでもやります。現時点でジュリアナ選手とやるとなるとまだ分が悪いと思いますが、ストロングポイントが自分にもあるので、そこを活かしてしっかり戦略を立てれば上の方には食い込めるかなと思っています」

――では、何戦以内にベルトを巻きたいと思っていますか?

「3戦くらいでタイトルマッチまで辿り着きたいと思っています。最短最速で行きます。もちろん厳しい場所だということは分かっているので、そこは強い意志を持って取り組んでいきます」


――海外での試合となると環境や試合会場の雰囲気も違うと思いますが、そこに不安はないですか?

「柔道の試合は結構海外でやっていたので、そこまで気負うことはないですね。減量だけちゃんとやれればって感じです。海外での試合に全然苦手意識がないんですよ。柔道時代は海外での試合の方が調子よかったり、けっこうのびのびとやれていたので、ネガティブな印象は全くなくポジティブな印象しかないです」


(写真)BELLATOR MMA

――UFCの村田夏南子選手を始め、イリー・プロハースカ、Bellator世界ライトヘビー級王者になったワジム・ネムコフなどRIZINのリングに上がった選手たちが活躍していますよね。

「めちゃくちゃ刺激を受けますね。続きたいなって気持ちもあります。DEEP JEWELSとRIZINで試合をしてきたので、その2つを勝手に背負って、DEEP JEWELSとRIZINは強いってところを見せたいです。その2つへの愛は強いので、自分が勝ったらRIZINのレベルも高いことが証明されるのでそうなったらいいなと思いました。MMAって海外勢が強いじゃないですか。勢いもあるし。でもやっぱり、日本人には日本人の強さが絶対あると思っていて。だって柔道とかレスリングは日本強いじゃないですか。だから日本人のストロングポイントは絶対にあるので、日本人の強さを見せていきたいなって思っています」

――ちなみに、今度RIZIN vs Bellatorの対抗戦があった時はBellator側として出てくるわけですね。

「えーっ! それは…(笑)」


(写真)BELLATOR MMA

――春先のBellatorデビュー戦を楽しみにしています。

「まだ先なのでしっかりと地力を上げて、万全の態勢で挑みたいと思います」

――しかし、随分と試合間隔が空いてしまいましたね(2019年12月29日が最後)。

「いやー、本当ですよ! ちょこちょこあるかもっていう話があったので減量していたんですけれど。実はもしかしたら大晦日であるかもと思って12月入るくらいまでは気を引き締めていたんですが、もうないと分かったので普通にご飯を食べています(笑)」

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

「いつも応援ありがとうございます。日本の強さをしっかりと見せて、Bellatorのベルトを持って帰ってきたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします」

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