4試合を追加発表した今回の記者会見。来週にも追加カードを発表すると榊原CEO
2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」の追加カード発表会見が、2020年12月10日(木)16時から都内にて行われた。
会見の最後に榊原信行RIZIN CEOは「この後のカード編成は、那須川天心選手、RENA選手、皇治選手、この3人の選手たちを中心にあと3~5試合最終調整をしていきたいと。対戦相手を含めてどう全体的なバランスをとってこの5年間の集大成というか、句読点になる大会に総合的になるのか。来週中には発表できるようにと思っています」と、3選手の調整が最終段階に入ったことを告げた。
会見後の囲み取材ではその3選手について「絞り込んでいろいろ調整はしていますけれど、状況は三者三様ですね」と榊原CEO。
「皇治選手はいろいろなチャレンジを。ここは本当に勝負論のある同じ階級のキックボクサーとの試合というよりは、大晦日だから許される、大晦日だから求められる、そういうカードで少しハミ出したものを作ろうよということで、いろいろ本人とも最終交渉しているところです」と、皇治(TEAM ONE)については本人も望んでいる通りにお祭りらしいカードを予定しているという。
出場が決まった朝倉未来(トライフォース赤坂)からは「視聴率を獲るのが俺しかいない」との発言があったが、榊原CEOは「未来だけでは足りないと思うから、当然その中で言うとお茶の間の人たちに一番届いているのは那須川天心だと思う。あれだけバラエティーからいろいろな番組にいっぱい出ているので。例えば子供たちとかティーンエイジャーたちは圧倒的に天心なんですよ。認知度とかで言うと。だからやっぱり大晦日に天心が、未来の格闘技を目指す子供たちに格闘技の魅力というものを伝えてもらう機会を作りたいと思っています」と、視聴率を獲るのには那須川天心(TARGET/Cygames)は欠かせないとする。
そして「RENA選手は本当にRIZINの中のジョシカクの最初の扉を開いた人。勇気を持って総合に乗り出してくれたところから女子格闘技が一歩お茶の間に届くきっかけになってここまで引っ張ってきてくれた人ですから、彼女にも変わらずに女子の格闘技の魅力を伝えてもらう伝道者として届く試合をしてもらいたいと思います。相手はいま調整中で、最終本人とも話をしているところです」と、出場へ向けて交渉していると話した。